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●小倉貴久子先生【ピアノの歴史と奏法について】 音の葉研究会

◆講師:小倉貴久子先生
◆場所:ご自宅のサロンにて
◆日時:2017年6月22日11:00~14:00
◆内容:ピアノの歴史と奏法について
~モーツァルトとショパンに焦点を当てながら~
 
昨年11月に引き続き、2回目となる、小倉貴久子先生ご自宅サロンにて講座をしていただきました。 所蔵されている大切な鍵盤楽器を、間近で見たり、聴いたり、実際に弾かせて頂いたり夢のような体験をさせて頂きました。

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クラヴィコード
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チェンバロ
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フォルテピアノ
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生演奏を交えながらの先生の講座では、ピアノという楽器の歴史をひもときながら、それぞれの楽器の特徴と、奏法について学びました。

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普段、現代の頑強なピアノばかり弾いていては気付けない、鍵盤の感触、デリケートな音の立ち上がりと減衰のはかなさ・・・それぞれの楽器に適した音色と奏法があるのですね。
バロック、古典の作品を演奏するにあたっては、やはり当時の楽器を知らないと見えてこないニュアンスがあります。

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講座の後では、楽器体験をさせていただきました。
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タッチの違いが体験出来たとても貴重な経験となりました。
バロック、古典を弾く際にこのイメージを忘れずにタッチを考えていこうと思います。

小倉先生、とても貴重な講座をありがとうございました。
次回も楽しみにしております。

(文責:田中里美)


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