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音の葉研究会 第11回アナリーゼ講座

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◆講師:西尾洋先生
◆場所:和幸楽器大宮店
◆日時:5月23日(木) 10:15~12:15
◆内容:アナリーゼ<バッハ シンフォニア 2,3,7>
     

バッハ インベンション二声全曲に続いて、今回はシンフォニアを取り上げて学びました。

インベンションとの大きな違いは、メロディ登場のタイミング。
メロディを登場人物に例えると・・・・

インベンションは、一人で登場。後から他の人が追いかけてきます。
シンフォニアは、最初から二人で登場します。 

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各声部を他の楽器に例えるとすると・・・・
と、いうお話の後にはピアノとエレクトーンを使い、西尾先生・中澤先生・小柏先生で三つのパートに分かれて合奏してみるという試みも。

音色の違いで各パートの動きがクリアになり、役割の違いや音の重なり方が立体的に聞えて、とても新鮮で面白い経験となりました。
合奏することは、一つの声部に意識を高めつつも他の声部を聴きながら寄り添っていかなくては演奏できません。

こんな体験を生徒達にも是非させてみたいと思いました!

夏休み特別親子講座として、8月27日(火)に
ピリオド楽器による古楽アンサンブル(バイオリン・ビオラ・チェロ・リコーダ・ フルート・オーボエ・リュート)
演奏会が行われます。(武蔵浦和コミュニティセンター多目的ホール)

ピアノ学習者でもピアノ以外の楽器の音にふれる機会はとても少ないと思います。
色々な楽器の生の演奏を聴くことが出来る素晴らしい機会となりますので、参加ご希望の方は音の葉研究会ホームページをご覧下さい。

たくさんの楽器の音を知ることは、「出したい音」の引き出しを増やすことにつながると思います。

<文責:須藤 美帆>


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