永瀬まゆみ先生監修のもと、2月に発売された
ミッキーといっしょ パズルでおぼえる 音楽のことば (ヤマハミュージックメディア)
は、初級の楽譜からよく使われる楽語や記号をカードゲームやパズルのような遊びの感覚で楽しく覚えるためのグッズです。
ディズニーのかわいい絵で子どもが喜ぶだけでなく、楽語をより深く理解するためのヒントが盛り込まれていて今までにない実用的な内容となっています。
今回の実践講座では、我々指導者でも長年疑問に思ってきたような楽語の謎に迫ります。
日本語に訳されると同じ意味になってしまう楽語。いくつもありますよね?!
◆ 講師 : 新田 玲子 先生
◆ 場所 : 和幸楽器 大宮店
◆ 日時 : 2013年2月21日(木)10 :15~12:15
楽譜に書かれているたくさんの「楽語」 ただ、ただ、楽典の本などに書かれている日本語訳を暗記したこともあるのではないでしょうか?
多くの楽譜に記されている楽語はイタリア語ですね。
イタリア語講師の新田玲子先生から、語源や意味とともに「イタリア人が生活の中でどのように使っている言葉なのか」といったお話で、楽語の真の意味と実際の音楽表現につなげるためのヒントについて掘り下げていただきました。
発音についても詳しく教えていただき、本場仕込みの発音を練習
「プレスト!」
ほら、なんだか本格的☆
聞けば聞くほどもっと知りたくなる楽語の世界。とても勉強になりました。
新田先生、ありがとうございます!!
後日、たまたまチャンネルをかえている時に目についたNHKのイタリア語講座。
いつもなら見ることもなく変えてしまうのですが、気になって見ていました。
お腹がすいた子どもがお母さんに「すぐにごはん作ってよ!」という会話の中に楽語で使っている
subitoが入っていて嬉しくなってしまいました。
生徒達にも「覚えなさい」とただ言うよりも、こういったエピソードを交えながら教えることが出来たらもっと楽語も親しみやすくなるかもしれないと思いました。
<文責:須藤 美帆>