2012年9月24日、宮城県大崎市立古川第三小学校に、ピアニスト鈴木直美さんがやってきました。対象は4年生3クラスで、各クラスの授業の中に1時間ずつピアニストの演奏会が組み込まれました。1クラスずつグランドピアノのある体育館に移動してのコンサートでした。
整列して入場した児童たちは何が始まるか興味津々の様子でした。ピアノを取り囲み、なるべく姿や手が見えるところに座りました。地元の新聞社からカメラマンも来ていて、ちょっと緊張した児童の顔も見えました。
いよいよ自分のクラスだけのためのコンサート開始です。
いつもなら、ステージやテレビの演奏を遠くから見ているのに、その日は違います。
「綺麗なドレス姿のピアニストがすぐ目の前でご挨拶してくれて、弾く姿も手もよく見え息遣いまで感じられドキドキした」 と、子どもたちが後で教えてくれました。

なかでも、標題のついた音楽はなじみ易いようで、目を閉じて宇宙の映像を想像したり、架空の生物である龍の動きさえピアノから出てくる音楽や表現から深く感じ取っている様子が子どもたちから伝わってきました。
また、専門的な内容をわかりやすく解説していただいたのは好評でした。目からうろこの内容に、児童の知的な好奇心を満たし、より音楽に関心を持ってもらえたと実感しました。
おしまいは、市の音楽祭で披露した合唱を共にのびのびと楽しみ、良い思い出になったことと思います。
他の学校の子供たちや親からは、「うちの学校にも来て欲しい」と言われ、選定には迷いました。2011年の大震災の影響で校舎が全壊し、卒業までプレハブ校舎で学ぶ学校もあり、また、殆どの学校は様々な工事を要しているのが現状です。
音楽の力は生活に希望や元気を取り戻してくれます。
そして、この企画をお世話させていただいたステーションメンバーにとっても刺激になり、自分たちでも出来る音楽活動はないだろうかと考える良い機会にもなりました。
たくさんの収穫がみられた今回の企画には、大変感謝を申し上げます。
そして、またいつかこのような機会に恵まれたなら、より多くの子供たちにとって一生の宝になるのではないだろうかと期待しております。
有難うございました。
※この事業は平成24年度郵便事業株式会社「年賀寄附金」の助成を受け実施いたしました。
整列して入場した児童たちは何が始まるか興味津々の様子でした。ピアノを取り囲み、なるべく姿や手が見えるところに座りました。地元の新聞社からカメラマンも来ていて、ちょっと緊張した児童の顔も見えました。いよいよ自分のクラスだけのためのコンサート開始です。
いつもなら、ステージやテレビの演奏を遠くから見ているのに、その日は違います。
「綺麗なドレス姿のピアニストがすぐ目の前でご挨拶してくれて、弾く姿も手もよく見え息遣いまで感じられドキドキした」 と、子どもたちが後で教えてくれました。


また、専門的な内容をわかりやすく解説していただいたのは好評でした。目からうろこの内容に、児童の知的な好奇心を満たし、より音楽に関心を持ってもらえたと実感しました。
おしまいは、市の音楽祭で披露した合唱を共にのびのびと楽しみ、良い思い出になったことと思います。
他の学校の子供たちや親からは、「うちの学校にも来て欲しい」と言われ、選定には迷いました。2011年の大震災の影響で校舎が全壊し、卒業までプレハブ校舎で学ぶ学校もあり、また、殆どの学校は様々な工事を要しているのが現状です。
音楽の力は生活に希望や元気を取り戻してくれます。
そして、この企画をお世話させていただいたステーションメンバーにとっても刺激になり、自分たちでも出来る音楽活動はないだろうかと考える良い機会にもなりました。
たくさんの収穫がみられた今回の企画には、大変感謝を申し上げます。
そして、またいつかこのような機会に恵まれたなら、より多くの子供たちにとって一生の宝になるのではないだろうかと期待しております。
有難うございました。
大崎みちのくステーション代表 熊谷明美
※この事業は平成24年度郵便事業株式会社「年賀寄附金」の助成を受け実施いたしました。