このたびの台風19号の被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
宮城でも特に県南ではかなりの被害があり、大崎秋季ステップの開催も危ぶまれましたが、皆様のご協力のもと 予定通り開催することが出来ました。
ありがとうございました。
今回のステップには106組の方が参加予定でしたが、残念なことに台風被害に遭われた方がいらっしゃり1組欠席。
その他、交通機関の運休や道路状況などでお時間に間に合わない方々がいらっしゃいましたが、プログラムを変更するなどして参加者の皆様が演奏出来るように対応致しました。
そのような少し慌ただしい状況の中、出演された皆さんは、練習の成果を十分発揮されました。
寺北香苗先生からは、呼吸を大切にすること、緩やかなところではゆったりとした呼吸を、転調する前にはしっかりと息を吸い、吐きながらニュアンスの変化をつけるようにアドバイスいただきました。
山下富江先生からは、メロディーだけではなく、左手の動きもしっかりと感じながら演奏すること、それによりさらにメロディーが活きてくる とご指導いただきました。
中田雄一朗先生にはワンポイントレッスンをしていただきました。
短い時間ではありましたが、先生の的確なご指摘を受講生もしっかりと受け止め、みるみるうちに良い演奏に変わっていきました。
また、中田先生は講評で出演者をみなステージ上に呼び、ショパンの革命のエチュードを演奏して下さいました。
先生を取り囲んだ子供達からは、「超うまーい!」「すごーい!」などのストレートな感想が飛び交っていました。
こんなにも近くでピアニストの演奏が聴けることはなかなかないことだと思いますので、きっと子供達の胸に深く刻まれた素晴らしい出来事となったと思います。
中田先生、本当にありがとうございました。
次回の大崎春季ステップは、
2020年4月26日(日)
中新田バッハホールで開催予定です。