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今回初めて導入した「Q&Aコーナー」 では、全部で55も、質問が提出されました。
参加票連絡事項に新企画として掲載、当日も受付、MCでお知らせをし、質問事項も、前もって指導者に連絡し参加者に書いてきていただいたり、受付で用紙を配布して書いてもらったりしました。
アドバイザーの先生方も、丁寧にお答えをいただき、とても有意義な時間になったと思います。
一部内容をご紹介します。
- Q. ピアノが変わると自分の音が出せなくなってしまうので、どうしたらいいですか?
- 自分がどういう音を出したのか常にイメージして、家と違う空間をたのしんで。
- Q. 速いパッセージが苦手です。どのようにしたらいいでしょうか?
- ① 練習が必要です
② レガートでゆっくり弾くことが大事、すると美しいフォームで最小限の動きで 弾けるようになります。そのフオームで少しずつ速く弾けるようにする。
③ 最終的に大事なことは、決して弾きすぎないこと
- Q. どうしたら親子喧嘩にならずに家で練習できますか?《親》
- そんなふうなら、やめちまえ!とか言わず、長い目で...。
- 私は指導する時、まったく怒りません。良かったことを褒め、次に課題となる事を伝えます。具体例と完成予想図を示すこと。一度にすべてを求めることはやめましょう。
- Q. どうしたらコンクールでいい成績が取れますか?どんな気持ちで臨めばいいか?
- 拍子・和声・リズム感 & 歌う気持ち
- たくさん練習することが自信につながります、表現したいものがあると思い切ってステージに上がれます。
- Q. だんだん忙しくなって時間がなくなってきたのですが、どうやって練習したらいいで すか?
- 5分という時間があったら、その5分間は一番苦手なできないところだけをずっと弾くといい。5分間そこだけを弾いたらかなり弾けるはず。けっして通して弾いたりしないでください。
- Q. だんだん長い曲を弾くようになってきました。どうやって練習したらいいですか?
- 長い曲は長い文章だと思って、起承転結をつけましょう。例えばソナタ形式なら提示部、展開部、再現部があります。提示部の第一主題を男の子、第二主題を女の子だとすると、展開部では、二人がけんかをし、再現部では仲直りする...など自分でいろいろ考えてみましょう。
- Q. リズムがとれなくて苦労しています。メトロノームを使って練習するのですが、うまくいきません。いい練習法おしえてください。
- メトロノームは表拍を示すので裏拍がいい加減になるのが欠点です。例えば、裏拍に対してメトロノームを打ってみてはどうでしょう?裏拍を合わせることで表拍があわせやすくなると思います。
- Q. 音楽に気持ちを込めるのが苦手です。どうしたらいいでしょうか?
- まずは、その曲を好きになりましょう。その曲のどの部分が一番好きなのか考えて、どう表現してどうしたら聴いている人々に伝えられるのを考えてみましょう。
- Q. たまに練習をしたくない時や、うまく弾けない時はどうしたらいいですか?
- どうしても行き詰ったら一度休憩しましょう。上手く弾けない時は、テンポをとてもゆーっくりから始めましょう。気分のらなくても、とりあえずピアノの前に座ってみる習慣をつけることも1つの方法です。弾いているうちに目の前がパッと明るく「ひらめき」があることもありますよ。
- Q. 細かい音の粒がそろわないのですが、どう練習すればいいですか?
- 何回も弾くと、いつもそろわないわけではなく、たまにそろうことがあると思います。そんな時、なぜ今はできたのか?逆転の発想で、できた時の原因、指使いや指の運びを考えてみるとできるようになります。
質問には、生徒本人から練習の仕方や、気持ちの問題、また親御さんからは接し方についてなど、たくさんありました。
保護者からは、「こういう機会でないとピアノ教育に関してお話を聞くことはなく、大変勉強になった」参加者からも「身近に聞くことができて、良かった」とお声をいただきました。