≪ギロックを通して学ぶ 1、ロマン派作品 ギロック叙情小曲集≫
ギロックの作品は、バロックから古典、ロマン派、近現代に至るまで多種多様な要素を持っており、それぞれの時代の偉大な作曲家の作品を学ぶための大切な要素とポイントを示してくれています。その中で、「叙情小曲集」はロマン派に焦点を当て、初歩の段階からシューベルト、メンデルスゾーン、ショパン、ブラームス、ドビュッシー、ラフマニノフなどの作品のエッセンスを織り交ぜて作曲されていますので、小品ながら豊かな表現力が求められています。
ロマン派が花開いた19世紀は、ピアノという楽器が完成し、多くの作曲家により素晴らしいピアノ曲が沢山生まれましたが、作曲家と演奏者の役割分担が進み、演奏者は限られた譜面上の音符の約束事から、作曲家の意図を読み取る能力と感性が求められる様になりました。
講座では、多彩な音色の出し方、ルバートのかけ方やペダルの使い方等具体的に演奏を交えてご紹介し、ギロックを通してロマン派作品の音楽表現するための糸口を見つけたいと思います。
日時:2016年2月8日(金) 10:30~12:30
会場:ヤマハミュージック 大阪なんば店 2階サロン
PTNA会員:3,000円 一般:3,500円
お申込み・お問合せ:鍵盤楽器売場 06-6531-8203