2014年2月5日(水)10:00~12:30
菊地裕介先生による
ベートーヴェン ピアノソナタ 演奏法と解釈 講座 を開催いたしました。
シリーズ第7弾では・・・
第4番Op7 第17番「テンペスト」Op31-2 第24番「テレーゼ」Op78
初期・中期・後期のソナタを取り上げてお話していただきました。
初期のソナタ第4番は 1・2・3番のソナタからさらに高度な作曲技法を駆使しており
前作を内容・規模ともに上まわる作品になっています。
演奏テクニックについて 大変細かく説明してくださいました。
中期・後期へ・・・
第17番「テンペスト」においても、常に革新を目指したベートーヴェンが
斬新な試みを採り入れています。
第24番「テレーゼ」は、1809年に作曲され 前年に交響曲第5番、第6番、そしてこの年には
ピアノ協奏曲第5番も書き上げられ ベートーヴェンの創作が充実していた時期でもありました。
優雅で可憐な作品と考えるとよいでしょう・・・
交響曲などベートーヴェンの他の作品についても触れ そこから考えられるベートーヴェンが目指した
音楽についてさらに深く知ることができるお話でした。
各曲 解説の後に全楽章通して演奏下さることで 演奏のポイントについて大変わかりやすくなりました。
菊地先生 ありがとうございました。
次回 第8弾は 2014年9月17日(水)10:00~12:30 開催いたします。