ご挨拶
神楽坂バロック地区、音楽の友ホールへようこそ!
目白バロック地区として7回開催の雑司が谷音楽堂から引越して2年目、初めてクラヴィコードが登場します。
チェンバロは弦をはじいて発音しますが、クラヴィコードはタンジェントとよばれる金属片が弦を押して振動させてデリケートな音を出します。
フェルトのハンマーで大きな音を出す今日のピアノ、ベーゼンドルファー97鍵は反響板と蓋が拡大して、よく響きます。このグランドピアノのルーツがクラヴィコードとは!
ひとり静かに部屋で弾くクラヴィコードと、ホールで大勢の観衆と共有する現代ピアノ。様式の異なる曲と共に、300年の時の流れをお楽しみください。
目白カンタービレステーション スタッフ一同
(当日のプログラムより)