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目白バロックステップ開催レポート

 目白バロック音楽祭に参加する形で、雑司が谷音楽堂(2階付き70席)の御神堂のような天井の高い空間に、1日中バロックのピアノ曲が響きました。49組中ジュニア(J)35組と、お馴染みのお顔も多いグランミューズ(G)14組は、すべてフリーステージ。約20組がBravoという水準の高さでした。

コメントにはバロックへの想いが語られ、各部にJとGを組み合わせたプログラムなので、Gの大曲を熱心に聴くこども達の表情が印象的でした。満席の会場で、G参加者も気持ちよく、快く演奏されたと思います。コンペの現代曲がときどき弾かれるのも、新鮮でした。

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 トークコンサートには150の公募があり、1日3回の強行軍。久元祐子、三浦実両先生と私のアドバイザーが各10分、独・伊・仏のバロック曲を担当し、歴史背景、楽器、奏法の説明を交えて、バッハ、スカルラッティ、ラモー、クープラン、ダカンの曲を弾きました。バロックの多様性、楽しさが表現され、内容ある30分だったと好評を頂いております。

年表、楽器の絵、肉声の司会という手作り感も手伝い、バロック時代の、自由でゆったりとした空気が流れていたようです。これは、先生方や本部、ステーションのスタッフが忙しく動いて下さったお蔭で、心から御礼申し上げます。 (代表:林 苑子)



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