« 前の記事| 後の記事 »

2009年度 松戸ステップ 終了

2009年11月1日、聖徳大学奏楽堂にてPTNA松戸ステップが行われました。
アドバイザーの先生は柳沢信芳先生・後藤美知子先生・菊地裕介先生の3名の先生方。
参加者は67名でちびっ子からグランミューズまでと幅広い層の方に演奏していただきました。
初めてのステップ経験の方、発表会前の腕試しの方、毎年コンスタントにステップに参加し頑張っている方、コンクールや大学受験の準備のためなど、それぞれの想いをピアノに託し演奏してくださいました。

菊地裕介先生は30分間のトークコンサートを行ってくださいました。
曲目は

1.スクリャービン:ピアノソナタ第4番 嬰ヘ長調 /Sonata for Piano No. 4 op.30
2.ラヴェル:ラ・ヴァルス / La valse
の2曲。

スクリャービンのソナタ4番はスクリャービンが用いた神秘和音の説明などしていただきました。
演奏では1楽章の繊細な和音の響きが会場に美しく響き渡りました。
2楽章は手が鍵盤を跳んでいるようにも見え、踊っているような感覚で、終始リズムもさえ壮麗にクライマックスを迎えました。
ラ・ヴァルスは、管弦楽のものから2台ピアノや連弾や独奏などの編曲があり、菊地先生がピアノ独奏用の楽譜に独自の編曲を加えた演奏でした。
曲紹介の時にラヴェルが第1次世界大戦後の社会情勢の影響を受けて出来上がった作品であることの説明がありました。
ラ・ヴァルスの演奏では音のトレモロから不安を誘う要素から始まり、ワルツのリズムが顔をだし、ワルツはだんだんと華やかに繰り出されます。クライマックスでは熱狂的な演奏を聴かせて頂きました。
素晴らしい演奏、感動を有難うございました。

2009step.keizoku2.JPG2009step.keizoku.JPGkikuchi-sensei2009step.jpg 2009step1,2.JPG2009step3.4.JPG

2009step5.6.JPG


過去の記事(月別)


HOME |  協会概要 |  入会案内 |  採用情報 |