2019年10月19日(土)、秋季ステップを鎌ヶ谷きらりホールで開催しました。
前の週は、50年に一度、という大きな台風で、当日もぐずついたお天気でしたが、ホールでは、悪天候を吹き飛ばすような熱い演奏が繰り広げられました。
参加者は総勢94組。初めての方、コンクールリハーサルの方、お馴染みのグランミューズの方、音大生、と幅広いご参加があり、「これぞステップ!」という内容でした。
今回のアドバイザーは
渡部由記子先生(千葉県)、赤松林太郎先生(兵庫県)、三原未紗子先生(神奈川県)にお越しいただきました。
渡部先生からは、家のピアノとホールのピアノの違い、左右のバランスについて、楽譜の読み込み方など、ポイントがギュッと詰まった講評をいただきました。
赤松先生は、「うたう」ことについてのお話をしてくださいました。バッハのカンタービレととショパンのカンタービレは歌わせ方が違うショパンはピアノを歌わせ、バロックは語りかけるように、など、時代によっての奏法の違いを教えてくださいました。
三原先生は曲が大きくなったら、構成を考えること、同じパッセージが何度も出るときの工夫、今弾いているのはどんな調性かどんな場所か、などのお話が興味深かったです。
赤松先生にはトークコンサートをお願いしました。ピアノを学ぶ小中学生にお馴染みの曲・憧れの曲を中心に演奏していただきました。


プログラムは、 バッハ・インヴェンションNo.1〜4
幻想即興曲(ショパン)
アディオス・ノニーノ(ピアソラ=山本京子)
リベルタンゴ(ピアソラ=山本京子)
という豪華なラインナップ!
最後のピアソラの熱演には、会場中、割れんばかりの拍手でした。
会場に聴きに来られた、ほとんどクラシックは知らない、という年配の方が感動して、赤松先生にコミュニケーション用紙でお手紙を書いていらっしゃいました。
他にも参加者のお母さんが、思いを伝えたい、とコミュニケーション用紙を渡しました。
別の地元の方からは「こんな素晴らしい演奏を無料で聴けるなんて、すごい!」という感想もいただきました。
赤松先生、本当に素晴らしいステージ、ありがとうございました!
継続表彰は5回から、なんと!!!175回の方まで、総勢16名の方が受賞されました。





受賞者の皆様、おめでとうございます
最後に、今回の鎌ヶ谷ステップに関わってくださった全ての方々に、この場を借りて、御礼申し上げます。
次回も素敵なステップになりますように。
(Rep.中前浩子)