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2012年度ピティナ・ピアノステップ犬山地区 開催レポート

2012年11月4日(日)
於 犬山国際観光センター 4階 フロイデホール

去る11月4日、犬山ステーションとして10回目のステップを開催いたしました。おかげ様で110組もの方々にご参加いただき、当日は朝9:10から受付開始、ワンポイントレッスンをはさんで全8部20:35までと大変充実した一日となりました。アドヴァイザーには、池田奈甫子先生(茨城県)、菅原理恵先生(宮城県)、深谷直仁先生(愛知県)、両澤隆宏先生(兵庫県)をお迎えしました。

ワンポイントレッスンではショパン『幻想即興曲』を取り上げ、深谷直仁先生に小学校高学年の参加者をご指導いただきました。10分という短い時間ではありましたが、細かいパッセージを弾く際の指の使い方、疎かになりがちな低音部の響きの移り変わりを聴く事など、他の作品を弾くときにも役立つアドヴァイスが聞けました。聴講者も多くとてもよかったと思います。また、深谷先生の穏やかでわかりやすくユーモアあふれるお話しぶりは、指導者にとっても大変勉強になりました。

講評では「ピアノを弾くために指を鍛える事は多くの先生が言われている事であるが、指に近い関節から出発してからだ全体を鍛えることが大切である」とのお話しがありました。とても当たり前の言葉ですが、「ピアノ=指を鍛える」と誰しも考えることでしょう。ピアノのみならず、健康な体、丈夫で強い体、その中に包まれた健やかで強じんな精神力が、素晴らしい演奏には大切であると考えさせられました。
最後の第8部では殆ど受験の模擬コンサートの様で、この度のステップを心から感激致しました。ステップとはより音楽を楽しもうとする会であると考えていましたが、今回の様な若い人の向上心に満ちあふれた演奏会としてもまた素晴らしいと思いました。

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