10月16日ヤマハミュージック広島店3Fサロンにてこの度も秋季筆記試験にむけての
『試験対策勉強会』を開催いたしました!
**************************
もちろん講師はピティナ広島中央支部長でピティナ本部で指導者育成委員もされている沢田菊江先生です!!
この度は春季に比べ受検される方が少ないのですが、初めてトライして下さる先生もおられ、「筆記試験」の発足から変遷についてや目的についても冒頭にご説明下さいました。
セミナーは受動。試験は能動!!
「ピティナの筆記試験の問題は作曲家の先生が作っておられ、ピアノを教えるにあたって最低限知っておいて欲しいものがしっかり盛り込まれています!」と沢田先生。
ピアノ指導における"必須栄養素"がバランスよく配合された問題を解き、解答を見ながら復習するだけで着実に指導力アップにつながる...ということです。
またセミナーはいわば受け身...何かの楽譜を開いてセミナー受講メモの走り書きがハラリと出てきて「これ、なんじゃったっけ?」と思う事は結構あるけど、筆記試験は自分から能動的に勉強するからしっかり記憶に残る!!
今回の出題内容を大胆予測!!
春季でヤマが超的中した沢田先生の対策勉強会。今回もステップ課題曲の作曲家を列挙され...その中から「作曲家は、今回は〇〇が出るのでは??どうも匂う・・・」というような話も・・・(笑)
また過去の出題傾向から4期を分析......バロックは和声進行と転調、古典は形式のこと、ロマン派はペダル...など勉強のポイントを指南下さいました。
ピアノ曲事典の活用♪
作曲家の小ネタ、裏話などを生徒さんに話してあげると曲に親近感を持ってくれる。その情報のソースとしてピティナHPのピアノ曲事典の活用についてもご紹介下さいました。
楽曲の解説だけでなく作曲家自身の略歴などもまとめてあるのでぜひチェックしてみて下さい。
みんなで受ければこわくない!!
あとは試験範囲の課題曲を1曲ずつ丁寧にアナリーゼ。リスニング対策では生演奏で「まちがいさがし」も実演して下さり充実した90分でした。
「点数は関係ない!知らなかった事に気づくことが大事!」と沢田先生。講座終了後にはコードネームと和声記号の基礎編の勉強会の要望も浮上。
これからもみなさんで楽しく学び合っていきましょう♪♪
レポート:広島中央支部事務局 中津美和