今年も6月19日(土)・20(日)の2日間にわたり、日比谷のスタインウェイサロンにおいて、日比谷夏季ステップを開催いたしました。
両日とも、朝9時から夜9時まで、びっしりとプログラムが組まれ、導入の小さい方から、ベテランのグランミューズの方まで、2日間で総勢172組の皆様に参加していただき、大変充実したステップとなりました。
外はどんよりとした梅雨空でしたが、入りきれないほどのお客様にいらしていただいた部もあり、ホールは熱気で満ち溢れていました。参加者の皆様には、心より御礼申し上げます。
夏季ステップは、毎回コンペのリハーサルとして出演される方々も多く、意気込みを十分に感じる演奏でした。待っている間、お友達の演奏を聞く子供達の様子も、非常に真剣なまなざしが多く、印象的でした。
また、「今年で参加5年目です。毎年、日比谷の夏季ステップを目標に頑張っています。」というコメントの方もいらして、まさにステップの大きな目標のひとつ「継続」を実感する演奏にも多く触れることができました。
2日目は、渡部由記子先生のワンポイントレッスンがありました。先生の簡潔な説明で、曲を美しく仕上げるポイントがよくわかり、わずか10分ほどで、どんどん美しい音色に変わる様子を、皆さん、熱心にご覧になっていました。
アドバイザーには、19日・・・小田晴美先生(岐阜県)、大道寺錬太郎先生(埼玉県)間世田美穂先生(宮崎県)20日・・・田中宏明先生(北海道)、平嶋裕美子を先生(埼玉県)、間世田美穂先生(宮崎県)お迎えしました。当ステーション代表の渡部由記子先生は、両日とも全参加者172組にステップメッセージをお書きになりました。毎回の講評では、アドバイザー全員の先生のお話を伺うことができました。
継続表彰は、5回から40回まで計38名の方が受賞されました。日比谷でお馴染みのお顔も拝見でき、毎回のステップを励みにしておられる様子が伺えました。
ステップのお手伝いをさせていただくと、たくさんの演奏に触れる楽しみと同時に、私達スタッフにとっては、日々の指導について、改めて「これでいいのか・・」と考えさせてくれる、よい機会となります。皆様に気持ちよく演奏していただけるようお手伝いしながら、実は、私達がたくさんのエネルギーと<応援>を皆様からいただいているのだと感じました。気持ちを新たに、真摯に生徒達と向き合っていきたい、と実感した2日間でした。
(Rep.日比谷ゆめステーション 中前浩子)