10月30日(金)、恒例の勉強会を行いました。
9時から4時過ぎまで、ステーションの運営についての意見交換・先生方の発表・11月のステップの仕分け作業を行いました。
今回から、新しく5名の先生がお入りになり、3名の先生が参加されました。(2名はインフルエンザでお休みでした。)まずは渡部先生のご挨拶のあと、先生方の自己紹介がありました。皆さん、初めてステーションの勉強会に参加されたので、日比谷ゆめステーションの印象を伺ってみました。
「最初は緊張しましたが、皆さんのあたたかい雰囲気に、緊張が溶けました。」
「勉強会と聞いて、どんな内容だろうか、難しいのだろうか、と思っていましたが、笑いが絶えず、しかも、先生方の発表の内容が濃く、勉強になってとても楽しかったです。今後の勉強会も期待しています。」「これからこのステーションで活動できることが楽しみです。」などの感想をいただきました。
その後、ステーションの今後の体制について、皆で話し合いました。ステップ運営などに多くの先生方に参加してほしい、そのためにはどのようなシステムにすればよいのか、特定の人だけに仕事が偏らないようにするにはどうしたらよいか、などを話し合いました。さまざまな案が飛び交い、活発な意見交換ができました。ステーション運営は、大きな決め事を作るのではなく、いつも自発的な意見を尊重しています。「そのとき一番よい方法」を取れるよう、柔軟な体制で臨んでいます。
そのあと、お昼をいただきながら二人の先生の発表です。
今回は、村木裕子先生と日向寺明子先生です。
村木先生は、ピアノを通じて、生徒が人として成長することを願い、「人の役に立つ人になろう!!」をモットーにレッスンをなさっています。先生お手製の、目標をわかりやすく示した絵や、コンペ参加への声かけ方法、日頃のレッスンで使うお手製グッズなど、先生のさまざまな工夫と、何より太陽のようなお人柄に感動しました。「こんな教室に私も通いたい!」という意見も出るほど。。。先生のグッズは、大人気で、早速、ステーション限定で販売することになりました。スイートポテトも手作りして持ってきてくださり、先生のお母さんのようなあたたかさが伝わるしみじみとした甘さでした。
続いて、日向寺明子先生の発表です。
先生は「音楽を奏でる生徒を育てたい」「できるだけ長くピアノを続けてほしい」という気持ちでレッスンに取り組まれています。特に「長く続ける」ことの重要性をお話されました。ピアノを続けることは大変で、いつでも同じようなモチベーションで取り組めるわけではありません。先生は、生徒のそのときどきのレベルやモチベーションに合った教本を探して、「長く続ける」ことを工夫されています。
練習する子・しない子・受験など環境によって練習できない子、などひとりひとりの状況に合わせ、興味を持てそうなものを与えます。また、プロジェクターで、ご自宅の機能的でよく考えられたレッスン室の様子も紹介してくださいました。
おふたりとも、熱心にレッスンに取り組まれている様子が伝わってきて、毎回のことですが、非常に勉強になりました。次回は、井戸由美先生と遠藤操先生の発表です。
<今後の予定>
6月19日(土)・20日(日) 夏季ステップ
11月20日(土)・21日(日) 秋季ステップ
(Rep.日比谷ゆめステーション 中前 浩子)