| 後の記事 »

第2回 室内楽研究会

2008/2/14(木) ヤマハ西大寺センター サロンにて  

 8月に引き続き、ヴァイオリンの袴田さやか先生をお迎えして、
第2回室内楽研究会を開催いたいました。
課題曲を担当してくださる先生方を含め、約20名の先生方にお集まりいただき、
外の寒さとは打って変わって、暖かいムードの中、研修会がスタートいたしました。

今回の課題曲(主に多喜晴美先生監修『しつないがく はじめの一歩』より)
   1. 子犬とおさんぽ        バイエル
   2. ピクニックへ行こう      バイエル
   3. スペインのダンサー      バスティン
   4. ハーモニック ブルース    バスティン
   5. メヌエット ト長調      J.S.バッハ
   6. メヌエット イ短調      クリーガー
   7. アラベスク          ブルグミュラー
   8. やさしい花          ブルグミュラー
   9. 祈り             ル・クーペ
   10. ソナチネ ト長調 第1楽章 ベートーヴェン
   11. ガボット           ゴセック

10:00~  前半 練習タイム 
  
  アインザッツの仕方、音量のバランス、フレーズの取り方、テンポの設定、
どちらが主導権を握るか、休符の大切さ、子どもたちに弾かせる場合の注意点など
具体的に担当の先生方の演奏を聴きながら、意見を出し合いました。

11:45~  後半 コンサート

練習の成果をコンサート形式にして発表です。
演奏終了後、参加された先生方から感想を頂きました。
〈課題曲を弾かれた先生方より〉
・ 練習の時より気持ちよく弾けました。回数を重ねるごとにVnの音を聴けるようになってきた気がします。
・ 作日は緊張して頭が痛くなるほどでしたが一人で練習しているより本当に楽しかった。いい勉強になりました。
・ 元々ピアノソロのために作られた曲をVnと一緒に弾くことで新たな発見がたくさんありました。指導する時にも役に立つと思います。
〈聴講の先生方より〉
・ 弾いている先生の顔が練習のときよりも生き生きと楽しそうでした。
・ こんな短時間の練習でもVnとの信頼関係が生まれているようですばらしい。
・ 素敵なコンサートを聴きに来たようで、とても楽しいひと時でした。
・ 子どものうちからアンサンブルの楽しさを味わってもらい、さらに音楽の
すばらしさを知ってもらう良い機会になるでしょう。
などなど、5月に開催予定のアンサンブルステップに向けて、頼もしい意見が飛び交いました。  

ヴァイオリンの袴田先生より
「みなさん第1回の研究会よりもリラックスして上達されていますね。伴奏に余裕があると、こちらもいろんなことを試したくなります。練習よりも後半の発表の方が良くなりましたね」とお褒めの言葉を頂きました。

最後に 袴田先生のヴァイオリン、福井亜貴子先生のピアノで「愛の挨拶」を演奏していただきました。ヴァイオリンとピアノのハーモニーに癒されながら、それぞれの先生方がお互いにパワーを充電し合って第2回の室内楽研究会終了となりました。
次回は、8月にチェロの先生をお迎えする予定です。

em>(Rep.宇野由美)


過去の記事(月別)


HOME |  協会概要 |  入会案内 |  採用情報 |