船橋支部の前身「船橋連絡所」の立ち上げから今日に至るまで、たくさんのアドバイスやご協力をいただいております、由良佳久先生が代表を務める千葉支部に所属し、千葉外房ステーション代表としてもご活躍の鈴木直美先生のリサイタルが、27日(日)に東金文化会館で(財)東金文化・スポーツ振興財団との共催で開催されました。
鈴木先生は渡米後、1989年にイースタン・ミシガン州立大学音楽部で修士号を取得され、推薦で入学されたルイジアナ州立大学では音楽芸術博士号を取得、両大学で助手として教鞭をとり、また数々のコンクールで優勝され95年にニューヨークへ転居後は、ソロリサイタル、著名なピアニストとのジョイントやデュオリサイタルを開催。97年に帰国後各地でリサイタルを開き、99年より大網白里町で鈴木ピアノスクールを主宰し、様々なコンクールで優秀な生徒を多数輩出。ピティナでも2001年から昨年まで7年連続で、指導者賞を受賞されています。
東金でのリサイタルは2000年からスタートして9年目、9回目の開催。1回目の開催時にパラパラ~としか埋まっていない客席を見て「よし 10回は弾くぞ!」と奮起したのが事の始まりだったそうです。
27日は朝からぐずついたお天気でしたが、リサイタルの時間になると日差しも出始め穏やかな心地よい小春日和となり、たくさんの人たちで客席も埋まりました。
さて前半の演奏はメンデルスゾーンの「無言歌」より8曲、シューマンの「ソナタ」を4曲弾き休憩に入りました。後半はベートーベンの「ロンド」、「ソナタ」を3曲、そしてショパンの「ノクターン」からは先生の大好きな2曲を弾きプログラムは終了。割れんばかりの拍手に応え登場すると、マイクを持った先生の「ですよね~」という言葉に場内は大爆笑。「別れの曲」を弾いた後、生徒さんより花束をもらって2度目のアンコール曲は「幻想即興曲」。その後本当に最後の曲 'お茶目な'「モシュコフスキーの練習曲」で閉演となりました。
素敵な演奏は勿論、先生の飾りの無いお話しや解説に引き込まれ、あっ! という間の2時間でした。
区切りとなる10回目の東金でのリサイタルは来年4月26日(日)に決定したそうでまたぜひ行きたいです。
船橋が熱い! ですが、東金も熱かった!! 鈴木先生お疲れ様でした!!そして素敵な演奏をありがとうございました!!!