6月1日(日)アオノホールにて、ソロ、デュオ、2台ピアノで活躍されている中井恒仁先生をお迎えして、ピティナ・ピアノコンペティションのための公開講座が開催されました。梅雨晴れの午後、今年の夏コンペにチャレンジしようとする参加者達が、楽譜を手に先生のおっしゃられることをメモしながら、熱心に聴き入っていました。
椅子の座り方やピアノとの距離のよって、腕や身体が自由に使えて表現の幅が広がることや、曲のイメージに合う音の出し方、1本1本の指の使い方、和音による音色の変化やメロディーなど、ていねいにレッスン生に指導していただきました。解説入りのセンスある演奏を聴くことができ、コンペに向けて先生も生徒も親御さんもエンジンが懸かったようです。(Report:栗原文恵)