この研究会は、上達する楽しいピアノ教室の運営や、地域のバスティン講師として活躍できるピアノ指導者の育成を目指して開催されました。講師は藤原亜津子先生。既に1,000回以上の講演を行っている彼女の講座に、参加されたピアノ指導者の皆さんは、熱心に耳を傾けていました。シリーズとして開催されていく今後の講座にも、期待がかかります。
皆さんもご存知のとおり、バスティンの教材は他の教材とも併用できて、楽しくピアノを学べる人気の教材です。今回は、バスティンの教育理念とともに、教材の活用法を紹介していただきました。ポイントは、自ら学ぶ姿勢を身につけること。また、お手玉を使って柔らかな手首の動きを習得させたり、手拍子をさせたり、子供を飽きさせずに練習させることも、ポイントの1つとのこと。藤原先生の教室の様子を撮影したVTRも流し、より解りやすく講義していただきました。指導者向けでしたが、ピアノを習っていない者でもピアノを習いたくなる、とても魅力的な講座だったと思います。