平成20年7月26日(土)、27日(日)に開催された夏期音楽セミナー。今年は、「ウィーン古典派からロマン派へのながれ ~ハイドン~モーツァルト~ベートーヴェン~シューベルト~」をテーマとして設定。両日とも、午前はセミナー、午後はレッスン、夜はコンサートと、かなり盛りだくさんの内容でしたが、参加者の皆さんは集中して各プログラムを消化していたようです。この2日間で得た知識や技術を、今後の演奏に活かしていってほしいと思います。
1日目のセミナーの講師は、仁愛大学の寺尾先生が担当。ピアノの演奏だけでなく、ドイツ語の発音も練習したりと、充実した内容の講義となりました。そしてレッスンを挟んで1日目の夜は、ピアニストの久元祐子さんによる「夏のひとときコンサート」を開催。定評のあるベートーヴェンも演奏され、観客の皆さんには喜んでいただけたのではないかと思います。また、2日目のセミナー講師は久元さんが担当。ソナタ形式の構成を演奏を交えつつ説明するなど、イメージが浮かんでくる、大変理解しやすい講座となりました。全てのプログラムを終えた参加者には修了証も渡され、充実した2日間を再確認していたようでした。