2016
年4月5日・代々木の森リブロホールにて国立音楽大学准教授の金子恵先生によるピアノ指導セミナーを開催いたします。
今回はクラシック音楽の歴史を大まかな四期の時代に分類しその楽曲を同時に取り上げることで音楽の形式や様式を学びそれぞれ時代別の指導法をご指導いただきます。
一言に四期と言っても年数で数えると約450年もの開きがあります。またバロック時代の音楽ひとつをとりあげても、今でいうオーストリア、フランス、イギリス、イタリア、オランダ等で好まれていた音楽様式や楽器は異なります。この曲はどのような背景で書かれたものなのか?楽曲はチェンバロで作曲されたもの?クラヴィコード?オルガン?リュート?弦?菅?はたまた別の古楽器?これだけでも現代のピアノで弾き分けるのは難しいですよね。奏法はノンレガートが好ましい?マルカート?スタッカート??考えれば考えるほど訳が分からなくなるのに「フランス音楽にバロックは存在しない!」なんて言われるともうお手上げです。
PTNAピアノコンペティションの課題曲も四期のスタイルで出題されますが、特にこのバロックスタイルやクラシックスタイルの演奏は指導者の力量が一発で見抜かれます。この機会にバロックのみならず古典期・ロマン期・近現代に至るまでそれぞれの時代に合った読譜法と打鍵法を実演をまじえながら勉強しませんか?必ず良い気づきが得られると思います。
インターネットでのお申し込みはコチラ
http://www.piano.or.jp/seminar/list/s_info/2013121
チラシでのお申し込みはコチラ
160405千代田 金子恵先生.pdf