大型の台風26号が首都圏に上陸ということでお天気が大変気になっておりましたが、おかげさまで雨に降られることもなく、秋らしい空気の中、無事に文京大塚秋季ステップを終えることができました。参加して下さった皆さまやそのご家族・ご友人・関係者の皆さまに厚くお礼申し上げます。
今回は76組の方々が参加して下さいました。(ピアノステップ38組・コンチェルトステップ38組)
6月の春季ステップのときと場所を変えたことで、皆さまが混乱されるのではないかと心配しましたが、特にそのようなこともなく順調に進みました。しかし、建物の構造上、控え室や着替え室をご用意できなかったことは申し訳なく思いました。今後この点に関しましては改善できるように努力したいと考えております。
私共がプログラムを作成するときに考慮することはたくさんあるのですが、今回は思い切ってあらゆる年齢の方々を同じ部の中に混ぜ込む形を取ってみました。小さいお子さんは待っているのが大変ではないかと心配だったのですが、お行儀よくきちんと聴いていることができていて心配無用であったと感心致しました。そんな中、あるご父兄の方からも色々な年齢・レベルの演奏がひとつの部の中で聴くことができて、プログラムの組み方が非常に良いと言って頂き、とても嬉しく思いました。
また、コンチェルトステップでは出演者の皆さまには一週間前のリハーサルのときの戸惑いは全くありませんでした。音の泉管弦楽団とのバランスも非常によく、その堂々とした演奏振りは大変素晴らしいものでした。たった1回のリハーサルで立派に本番を終えられた参加者の皆さまの演奏を影ながら支えてくださった指揮者の井上淳司先生・前田陽一朗先生、音の泉管弦楽団の皆さまのご尽力に感謝致します。そして、日ごろのお稽古で支えて下さっている先生方にも感謝致します。来年も挑戦したい、感動したとの声も続々届いており、スタッフ一同幸せな気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
加えて、継続表彰の方々の中に今回の私どものステップで百回目を迎えた方がいらっしゃいました。平岡佳代子さんです。平岡さんは以前より私どものステップに参加して下さっている方なのですが、この記念すべき百回目の継続表彰に携わることができて私どもも大変嬉しく思いました。指揮者の前田先生にプレゼンテーターとお祝いの言葉をお願いし、井上先生に総評を頂きました。また、福田専務理事もお祝いにかけつけて下さり、大変和やかな雰囲気の中、皆で平岡さんにお祝いをさせていただくことができました。
私どもはいつも色々な方々に支えられ、ご理解とご協力を頂きながらなんとかステップを開催させて頂いております。どんなときも感謝の気持ちと思いやりの気持ちを忘れないステーションであることが目標です。今後も毎回の積み重ねを大切にしながら精進して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
文京音の泉ステーション 代表 軽部 忍
今回は76組の方々が参加して下さいました。(ピアノステップ38組・コンチェルトステップ38組)
6月の春季ステップのときと場所を変えたことで、皆さまが混乱されるのではないかと心配しましたが、特にそのようなこともなく順調に進みました。しかし、建物の構造上、控え室や着替え室をご用意できなかったことは申し訳なく思いました。今後この点に関しましては改善できるように努力したいと考えております。
私共がプログラムを作成するときに考慮することはたくさんあるのですが、今回は思い切ってあらゆる年齢の方々を同じ部の中に混ぜ込む形を取ってみました。小さいお子さんは待っているのが大変ではないかと心配だったのですが、お行儀よくきちんと聴いていることができていて心配無用であったと感心致しました。そんな中、あるご父兄の方からも色々な年齢・レベルの演奏がひとつの部の中で聴くことができて、プログラムの組み方が非常に良いと言って頂き、とても嬉しく思いました。
また、コンチェルトステップでは出演者の皆さまには一週間前のリハーサルのときの戸惑いは全くありませんでした。音の泉管弦楽団とのバランスも非常によく、その堂々とした演奏振りは大変素晴らしいものでした。たった1回のリハーサルで立派に本番を終えられた参加者の皆さまの演奏を影ながら支えてくださった指揮者の井上淳司先生・前田陽一朗先生、音の泉管弦楽団の皆さまのご尽力に感謝致します。そして、日ごろのお稽古で支えて下さっている先生方にも感謝致します。来年も挑戦したい、感動したとの声も続々届いており、スタッフ一同幸せな気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
加えて、継続表彰の方々の中に今回の私どものステップで百回目を迎えた方がいらっしゃいました。平岡佳代子さんです。平岡さんは以前より私どものステップに参加して下さっている方なのですが、この記念すべき百回目の継続表彰に携わることができて私どもも大変嬉しく思いました。指揮者の前田先生にプレゼンテーターとお祝いの言葉をお願いし、井上先生に総評を頂きました。また、福田専務理事もお祝いにかけつけて下さり、大変和やかな雰囲気の中、皆で平岡さんにお祝いをさせていただくことができました。
私どもはいつも色々な方々に支えられ、ご理解とご協力を頂きながらなんとかステップを開催させて頂いております。どんなときも感謝の気持ちと思いやりの気持ちを忘れないステーションであることが目標です。今後も毎回の積み重ねを大切にしながら精進して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
文京音の泉ステーション 代表 軽部 忍
《 講評 》
第一回目(第1・2部終了後)
高木先生のお話
第二回目(第3・4部終了後)
大導寺先生のお話
第三回目(第5部終了後)
秋山先生のお話
第四回目(第6・7部終了後)
前田先生のお話
第一回目(第1・2部終了後)
高木先生のお話
- 演奏をする際に作曲家の持つ匂いや香りなども取り込む、曲のタイトルやキャラクター、作曲家がいったいどういうところ(国)で生まれ、育ち、どんな言葉を話し、どんな歴史の中生きながら作品を書いたのかなどを弾きこんでからも尚、洗い出してみることが大切。色々な本や資料を調べることでそれがどんどん財産となる
第二回目(第3・4部終了後)
大導寺先生のお話
- コンチェルトステップについて、オーケストラと一緒に弾くということはピアノ独奏のために勉強になることがたくさんある。ソロのときでもそうだが、間違えても何でもとにかく止まらないことが大切。アンサンブルでは自分だけではないので、そこはしっかり訓練する必要がある。
- 自分の音を聴く、自分と相手の(オーケストラの)楽器の音の違い、バランスを聴く、ということも大切。
- ピアノ曲の中で演奏するときに他の楽器で演奏していることを想像しながら弾くこと(音色を真似ること)も大切なので、他の楽器とアンサンブルすることはその点とても有効である。
第三回目(第5部終了後)
秋山先生のお話
- 無理の無い演奏が多くてとてもよかった
- 演奏技術の基本、粒のそろった細かいパッセージの練習をよくしましょう
- 手の関節をあまりくにゃくにゃしないようにしっかりとさせましょう。
- 楽譜に書いてあることをよく読むこと。フレーズ・強弱など基本的な事をきちんと守りましょう。小さい頃からそういうことに注意を払っていると大人になってから自分の演奏を作り出すときに非常に役に立ちます。
第四回目(第6・7部終了後)
前田先生のお話
- 皆さんオーケストラの音を良く聴いて、集中して素晴らしい演奏でした。
- アンサンブルは経験なので何度も挑戦することが大切。続けることでコツをつかみ、安定した演奏ができるようになる
- 音楽はまさしく「ワクワク・どきどき」であり、そういうことを大切にしたい。ソロでは味わえない皆で創り上げていく素晴らしさをコンチェルトで体験して欲しい。
- コンチェルトやアンサンブルを経験することによってよく聴く耳が育ち、ソロが上手になる。
- Q
- 平岡さんにとってピアノを演奏する(表現する)ということはどんなことですか?
- A
- 子どものときの自由な発想や気持ちの表現が大人になるにつれて難しくなってくる。そんなときにピアノで弾くことで表現できることが素晴らしいと思う。それは大人になってからできるようになったことです。
- Q
- 怒りを感じているときなども演奏に出てしまうことがありますか?
- A
- あります(笑)以前、ステップでやってしまい、失敗したことがあるので反省しています。なるべくそういう気持ちは持たないようにコントロールしています。
- Q
- 今後の目標をお聞かせください
- A
- 特に大きな目標はありませんが、ピティナのステップなどの恵まれた環境を無駄にしないように一日一日大切に努力していきたいです。











