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厚木ステップ開催レポート(2016.6.4)

♪座間市在住のI先生より
出産と同時に一度指導の現場から離れ、4年前に息子の小学校入学を機に自宅でお教室を再開しました。
生徒さんに、常に目標を持ちながら、 前進してもらいたい!と言う気持ちや、 人前で演奏する喜び、そして緊張感と達成感を感じてもらいたい! そんな気持ちからステップを始める事になりました。

ステップの良いところは、相対評価ではなく絶対評価であること。
生徒さんの1人1人の「今の自分」をきちんと評価してくれることが、何よりの魅力でした。


今回生徒さん7人と一緒に、私自身もフリーステップで参加しました。
参加した一人に、発達障害の生徒さんYちゃんがいました。
Yちゃんにとっても、親御さんにとっても、指導者の私にとっても、とても大きな転機になる、大切な一日でした。
厚木wakuwaku ステーションの先生始め、アドバイザーの先生、スタッフの先生の皆さんに、温かく見守っていただいたお陰で、大きなパニック症状にもならず、落ち着いた演奏ができました。本当にありがとうございました。

Yちゃんは支援級にいますが、学校ではいじめもあるようです。
このステップで、継続表彰を授賞することで、学校の友達に認めてもらえ、自信を持たせられたら、と考えています。
ステップデビューは全てA判定でした。

皆で飛び上がる程、喜びました。
Yちゃんが、目の色変えてピアノに向き合うようになれたのは、ステップのお陰です。
小さな心が大きく動いた瞬間を見ることができて、親御さんと一緒に喜べた私も、本当に幸せです。

これからも、多くの生徒さんに、ステップを活用して、新しい一歩を踏み出して欲しいです。


♪ステップ初参加の生徒の感想です

「初めてのステップで緊張したけれど、Sがもらえてうれしかったです。また参加したいです」

♪海老名市在住A先生の感想
「今回初めて生徒が参加しまして、私も厚木ステーションのぐるぐる連弾・当日のスタッフとすべてに関わり、とても貴重な経験をさせて頂きました。
経験豊かな先生と組ませて頂き、その都度教えてもらいながら仕事をしました。
厚木ステーションはとても気さくな先生方なので皆さんとのチームワークもとても良かったと思います。次回のステップは今回の経験を生かしてもう少し余裕を持ってお仕事が出来たらと思います。ありがとうございました」

♪厚木市在住のS先生より
●今まで生徒さんを何人かステップに参加させたことがありましたが、裏方の先生方がこんなに忙しく大変であったとは知りませんでした。何事も、経験をするとそれまでとは違った世界が見えてくるものですね

●微力ながらも運営に関わることができたこと。また、ピアノ教育に対し、熱心に
そして謙虚に向き合われている素敵な先生方と御一緒できたこと嬉しく思いました。

●娘と連弾をするのもステップに参加るのも初めてでした。お互いに忙しい生活のなか、数えるほどしか練習できずに挑んだステップでした。しかしアドバイザーの先生方から嬉しいメッセージを頂き、最近やる気をなくしていた娘から「来年も出ようかな」という言葉も聞かれました。

大和市在住荒谷先生より
大和市中央林間エリアでM&E中央林間校というピアノとボイストレーニングと英語塾を経営している荒谷と申します。この度、私もスタッフとして、私の生徒たちも、演奏者として、初めてピティナステップに参加させていただきました。
私はアメリカにてピアノと声楽の修士を取得後、帰国しプロのシンガーソングライターとしてスタジオやライブ活動を経て、結婚を期に先生を始めた新米教師でございます。日本のピアノ教育シーンにおきましては、まだまだ学ぶことがたくさんありますので、この度のピティナステップ厚木に参加できて、大変勉強させていただきました。
まず、とっても良いなぁと感じたところは、ご近所の先生たちが協力しあって、お互いのお教室とエリアのピアノ教育を向上させようと協力できるところにあると思います。
厚木はどの先生もとても優しくて、分からないことだらけで帰国子女プラス新米の私に手取り足取り本当に良く教えてくださいました。
私の力不足で申し訳ないと思うくらいでした。

もう1つは、生徒さんたちが別のお教室の生徒さんたちの演奏を聴いて、見て、多くを学べるところにあると思います。スポンジみたいにたくさんを吸収する子供達にとっては、技術を盗む最高の場所だと思いました。また、いつもの先生以外のアドバイザーの先生方からアドバイスをもらえることによって、ステップ後の課題が見えてくるところが、先生にとっても生徒さんにとっても嬉しいことです。
特に私に必要な、まだまだ難しい日本語での指導用語録や、日本人の生徒が理解しやすい言葉のチョイスなどがいろいろ学べて、たくさんのメモが残りました。

私の教室の生徒たちは、みんなステージに上がってパフォーマンスをする事が好きです。以外と練習も嫌がらず日頃からしっかりやる子が多いと思います。音楽を楽しむ事、パフォーマンスも楽しむことを私自身がいつも確認していることなのですが、今回私の教室から一番ちいちゃいこちゃんで出演した5歳のHちゃんの体験談をシェアしたいと思います。フリー3分で初めてステップに参加しました。間違えても3分以内に終われば良しとしようと思ったからです。
彼女は、去年はじめて教室の発表会に出ましたが、心から楽しそうにステージでパフォーマンスをしていた子の1人でした。なので何の心配もなくステップにも行ってらっしゃーいと最後のレッスンを終えました。
さぁ、本番、、、Hちゃん。
自分の番になったら、体験したことのない
空気だったのか、かなり泣いてしまい、なんと、ママから離れられなくなってしまいました。先生もママも、Oh My Godです。
ポジティブな私は、こどもらしくて最高。ここに来ただけでもいいじゃん、なんて思ってしまいましたが、 しかし、本当に彼女の今後のピアノ人生を考えたら、不合格はあげたくないです。それを気にして、 寛大な対応をしてくださったリーダーの神田先生や、
アドバイザーの先生方からご配慮をいただき、
2部の後半に出演するはずだったHちゃんは、お昼のあとの3部のトップバッターとしてもう一回チャンスをいただくことができました。
私もママも、よかったぁ?、胸を撫で下ろしました。本当に感謝です。
そのお陰で、昼食後アイスクリームを食べて戻ってきたHちゃん。あれはなんだったのか?と思うほど、けろっとピアノを一度も間違えずに弾くことができ、3つのGreatと、参加のシールをゲットできました。
子供って本当に面白いです。
ねぇ、Hちゃん、さっきはどうして弾きたくなかったの?
と聞いてみました。

"お腹が空いてた"

ですって。笑っちゃいました。
ピティナステップとは、その子その子に合った、成長の場を与えてくれる、そんな場だと思いました。
お腹が空くことも、緊張することも、
当たり前。でもそれ以上にピアノを愛することを諦めない大切さを、学ぶことができました。

そんな素敵なピティナステップ厚木。
ある先生は娘さんと連弾されていたり、
ピアノの魅力も再確認しました。
次回は娘とはじめて共演したいなぁと願いつつ、、、

M&E中央林間校
代表 荒谷留架



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