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第4回土屋美寧子先生レクチャーコンサート終了しました!

2月27日かなっくホールに100名近い来場者を迎えレクチャーコンサートを開催いたしました。
講師の土屋美寧子先生、和波たかよし先生、ご来場頂きました皆様、そして運営に当たったスタッフの皆様に感謝いたします!
今回も音楽ジャーナリスト菅野恵理子様にご来場頂きました。コンサートの記事を、菅野様に許可を頂きFacebookから引用させて頂きます。

『昨年に続き、pf.土屋美寧子氏 & vn.和波たかよし氏による第4回レクチャーコンサート「デュオの楽しみ」にお伺いしました。今回はロマン派の成り立ちから、成熟期を経て、終焉へという時代変遷をとらえた選曲で、シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番、ウェーベルン「4つの小品」、興味深く聴かせて頂きました!
それぞれの歴史的背景に加え、譜例を見ながら、音型、和音、発想記号、テンポ、形式、奏法から導き出される表現についての解説があり、曲の理解がとても深まります。ウェーベルンの一見難解な音楽も、どこに着目すればいいのかが分かると作曲家の特徴が見えてきますね(プログラム順はシューマン、ウェーベルン、ブラームス)。こうした構造理解から生まれる、深い奥行きと洗練された透明感のあるピアノ、エネルギーに満ち溢れたヴァイオリン。未来志向と過去思考で性格は真逆!と仰るお二人ですが、様々な面を引き出しあいながら長年築かれてきたパートナーシップが、絶妙に調和のとれた掛け合いに表れていました。デュオの奥深さや面白さを、また今年も体感させて頂きました』

⭐︎レクチャーコンサート、また次につながることを願っております!


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