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横浜グランミューズステップ開催レポート(2021.5.29)

風薫る5月29日に、緑の丘と川のせせらぎに囲まれた横浜市長浜ホールにて、第18回横浜グランミューズ地区のピティナピアノステップが開催されました。

昨年は思いもよらぬコロナ禍の為、ステップを中止することとなりましたが、今年はコロナ対策を整え、2年ぶりに再開いたしました。

今回は、高校1年生から80歳代までの57組の大勢の参加者にお集まりいただきました。
中学生以上を対象としたグランミューズステップですが、生涯を通してピアノを学び続けたいという熱い思いを胸に演奏が繰り広げられました。

アドバイザーとして、水谷稚佳子先生、橋場多恵子先生、鯛中卓也先生が、長い一日、参加者一人一人にきめ細かくあたたかいアドバイスを書いて下さいました。

当日は朝9時過ぎから受付をし、出演者はプログラム順に2階のグランドピアノの練習室で練習ができます。(お一人5分から10分)他には休憩室でのアップライトピアノも皆さんで譲り合いながら使用することができます。本番前に練習できることが、この長浜ホールでのステップの特徴でもあります。
本番のホールのピアノは昨年まではヤマハS4でしたが、今年は一回り大きいヤマハS6Xに変わり、新しい響きの中でのステップとなりました。

コロナ対策で、講評やワンポイントレッスン、トークコンサートはできませんでした。6部に分かれ各部完全入れ替え制、お付き添いは一人など、例年とは異なったステップとなりました。
受付では参加確認票に体温を記入していただき、演奏の前後での手指消毒、マスクケースをお配りして舞台に上がるなどの対策をいたしました。
参加者の皆様にも、間を空けて座わり、密にならないようにするなど、御協力いただき、感謝申し上げます。

プログラムはブルグミューラーやソナチネ、古典ソナタ、ショパンなどのロマン派や近現代の曲、ポピュラーや連弾アンサンブルなど、様々なスタイルの曲が並びました。
学校とピアノを両立している高校生、大人になってからピアノを始められた方、お仕事のかたわらピアノを学び続ける中高年の皆様、音大やコンペを目指す方々など、一人一人がピアノと真剣に向き合っていらっしゃいました。

今回、11組もの男性の方々にご参加いただけましたことは大変嬉しく、また、お母様とお嬢様、ご子息様、御夫妻などファミリーでのご参加が何組もあり家族の絆を感じることができました。

継続表彰も今回は舞台を降りた所でスタッフの先生からの賞状と記念品の手渡しとなりましたが、5回、10回、15回、20回、25回、そして60回!!の表彰がありました。

横浜コレーゲステーションはこれからも大人のためのピアノ学習を応援し、ステップや講座を続けて参りたいと思います。

最後になりましたが、ピティナ本部のステップサポートチームの皆様に御礼申し上げます。
来年こそはコロナが終息し、安心して皆様にお目にかかれることを心より祈っております。

横浜コレーゲステーション
太田久留美


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