2008年3月30日(日)巣鴨の東音ホールにて、TOKYOポピュラーステーション主催、佐土原知子先生の≪ピアノ指導者のためのポピュラー指導法セミナー≫を開催いたしました。約2年ぶりのステップ課題曲セミナーとあって、遠くは鹿児島、長野、三重、神戸や福島などからも、51名のお申し込みをいただきました。
ステップの概要やポピュラーステップ課題曲概要&選曲のポイント、ポピュラーステップについての説明等の後、前回の復習もかねて演奏のポイントを再確認してくださいました。つまりリズム・メロディー・ハーモニーそれぞれが大事なのは勿論のこと、特にポピュラーではリズムが命であること、原曲を知る(まず耳から入る)ことの重要性、ポピュラーならではの約束事があること(例えば強弱など書かれていない場合が多いが、何もつけなくていい訳ではない、冒頭にSwingと書いてあれば3連のノリで弾く)などです。


そして、いよいよジャンル別に①ディズニー&ジブリ9曲、②ロック&ポップス系7曲、③バラード系・その他8曲、④ラテン系8曲、⑤ジャズ&フュージョン系12曲、の2007・2008年度新課題曲計44曲が丹内真弓先生やアシスタントの門田裕美さん・田中瑠美さんの演奏を交えながら紹介されました。
最初に紹介された≪ビビディ・バビディ・ブー≫の、「原曲は意外とどっしりとしたテンポで歌っています~」というのを聞いただけで目からウロが落ちました。(余談ですが「『目からウロコが落ちる』は誤り」と今回辞書で確認して初めて知りました。ご存知でした?)同曲で違うレベルのアレンジの演奏も聴かせてくださったのも比較できて良かったです。それぞれの曲の解説が細かく書かれたプリントが配布され、ポイント説明がなされ、2回の休憩を挟み3時間20分の長時間でしたが、あっという間でした。
練習手順としては、『左手のリズムをまず作って(キチン弾けるようにして)から、その上にメロディーをのせていくのが基本』ということで、左手伴奏部分を両手で弾かせるとリズムが取りやすくなるというレッスン方法も伺い、なるほど!と感心しました。また、連弾の交差する手の位置を実演しながらの説明も解りやすく、『連弾は打鍵の時だけでなく離鍵も揃えると巧くいく』というお話も納得しました。
セミナー終了後、茶菓付きの座談会にも30名程が残り、感想などを一人ずつ語りました。「先生方のファンで感激しました」「今度アンサンブルをやりたいと言う生徒
がいるので指導できるか心配・・・」「自分のステーションでポピュラー企画をやりたい」など様々な意見が出され、その都度佐土原先生がお答えになり、アットホームな雰囲気で楽しい一時を過ごせました。特に最後に丹内先生が仰った「クラシックで培ったテクニックを生かし繊細なポピュラーを目指す!」が印象的でした。
次回のポピュラーステップは11月23日(日)尚美学園バリオホール開催します。昨年
同様プロ奏者とのアンサンブル企画もあり、11月9日(日)にヤマハ池袋でのリハーサ
ルも決定しました。アンサンブル参加の方は両日出られることが条件ですが、詳細は
5月に公開予定です。今から計画を立てて、生徒さんだけでなく先生ご自身もぜひご
参加ください!
(Rep:TOKYOポピュラーステーション /松原三恵子)