
ハンガリー在住、リスト音楽院で研鑽を積まれ、そこから得た体の使い方を細かくレクチャーする講座の第2回目。今回は、まず冒頭に、ラ・カンパネラを演奏。あっという間に受講者のみなさまを惹きつけてくださいました。そして、第1回目の復習、体の使い方からスタート。各パーツの使い方を、体操をいれ、体感しながらすすめてくださいましたので、とてもわかりやすく、中高生の生徒さんにも、聞かせてあげたいな、と思う内容でした。

休憩をはさみ、先生セレクトのロゼワインを頂き、みなさんリラックス。 後半は、ワインを頂きながら、前半のアナリーゼでしっかり学んだことを踏まえて、「死の舞踏」の演奏をきくミニコンサート。先生も、それを意識して弾かれたそうですが、指や手首の動きがとても軽やかで、かつムダなチカラを使わず、でもとてもエネルギッシュな演奏に弾き込まれてしまいました。 みなさんが、食い入るように聞いてらっしゃる空気で会場中が一体となって、素晴らしい時間となりました。

次回、第3回は、5月に、公開講座をしながら、体の使い方をさらに深めていく予定です。先生の真摯な姿勢に感謝、ありがとうございました。
Rep:新宿×響ステーション 松枝由紀子