全国の皆様から、お心のこもった「楽譜、音楽ノート、ドリル」などをお送り頂いておりますことに御礼を申し上げます。皆様からのご支援や応援は未来への希望として、たいへん勇気や励みになっておりますことをお知らせいたします。
お送り頂きましたものは仙台の楽器店さんにご協力いただき、一度ピアノの倉庫に保管させてもらい、私たちピアノ教師と、楽器店の被災地担当の営業さんの情報をもとにお配りしています。
その件につきましてのこちらの様子をお知らせいたします。
*被災したピアノ教室関係者は様々な状況で生活しております。自宅、避難所、実家、新しい住居を見つけての新生活などです。
それぞれが「今」必要としている支援は違っております。皆様へは楽譜をお送りする前にお電話で状況をお聞きしております。
*被災地であっても教室を再開していて楽譜をご希望の方々には、お送りしています。
*浸水などでお休みしていた教室では(楽譜の水ぬれ、ピアノの下部浸水など)5月から再開をするといったある「節目」を迎えているようですので、現地と相談の上、まとまった数の楽譜をお送りする手配を行っております。地元楽器店のご協力を得ています。
*家や教室がなくなったり、生徒さんやご家族が亡くなったなど心に大きな傷が残っている「すぐに楽譜を必要としてはいない方々」へは楽譜をお預かりしていることをお知らせし、必要な時にご連絡をいただくようにお伝えしています。
*今回のことは、たいへん繊細な心情を伴っております。
どうか長い目でお見守り頂けますよう願い申し上げます。
また、被災地は、大都会ではないため、現在集めてくださっている楽譜数で不足することはないように思います。
皆様のご好意、おまとめ頂いていらっしゃる先生方に感謝いたします。