2014年のコンペ課題曲が発表され、また新しい年度がスタートしますね!
研究会員も課題曲セミナーの準備に忙しくなります。
音の葉研究会では毎月継続的に実践講座とアナリーゼ講座の二つを行ってきました。
誰でも受けられる単発の講座では身につきにくいものを、研究会としてじっくりとしっかりと取り組んで参りました。
研究会発足から二年が経ち、このアナリーゼ講座も次回で20回目となります。
毎回必ず新鮮な発見もあれば、復習を重ねてはじめて自分のものとなっていく実感もあり、この学びの場があることに感謝しながらこの記事を書いています。
◆講師:西尾洋先生
◆場所:和幸楽器大宮店
◆日時:2014年1月23日(木)
2月27日(木)10:15~12:15
◆内容:
アナリーゼ
<バッハ シンフォニア11,12,15番>
<バッハ フランス組曲 6番>
<ドビュッシー ベルガマスク組曲から月の光>
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和声学
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アナリーゼ {ヒント集}
①月の光より・・・倍音列
「覚えていれば気付けるんです」と、Un poco mossoからの音にご注目下さい。
②最初から一つ一つの音符を眺めないで見るものを限定する
→まず、大きな流れでとらえること。 それが暗譜にも役立つ!
和声学 {ヒント集}
①サブドミナントの和音 ・・・2度の一転 : 5度(終止)を目指して意思がハッキリしてる
4度 : ゆったり和声的に解放されている
②借用和音 ・・・ 転調は音楽の場面がガラっと変わるのに対して、借用和音は一瞬の出来事。(臨時記号が付きます)
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講座の内容をごくごく一部をうまく切り取れているか分かりませんが、雰囲気が伝われば幸いです。
栃木、東京、神奈川、静岡など遠方からも通って勉強する会員が多い音の葉研究会。
力を合わせて指導力アップに精進する仲間もお待ちしています!
ホームページまでお気軽にお問合せ下さい。
<文責:須藤 美帆>