
47名の受講者の中に、遠くは島根県、鳥取県、広島県からの受講者もありました。
テキストには、「はじめてのギロック」と、昨年5月に今野先生が全音楽譜出版社からお出しになった、この講座と同タイトルの書籍「ピアノの先生が・・・」が使われました。
この本を出すに至った経緯から、出す過程でのエピソードから話しは始まりました。

ノンレガートでは「木製クリップ」、レガートでは「はかり」と「円クッション」、スタッカートでは手のひらサイズの「柔らかボール」、バランスでは「バランスみかん」を使われました。
どの項目でも、キーワードは「音」「指のコントロール」という子ど もにとって捉えにくいものの『可視化』でした。

「ジプシーキャンプ」や「ガボット」、「おばけの足あと」などが取り上げられ、語りかける先生の表情や声の調子まで、面白く見せてくださり、まだまだお話しを伺いたい、と思いながら、あっという間に2時間が経っていました。
今野先生、楽しく熱心にお話しくださり、ありがとうございました。
Rep:おかやま白桃ステーション
井上美千代