ご挨拶
本日は第9回目となります大分YUMEステーションのピアノ・ステップに
参加して頂きありがとうございます。
今年は集中豪雨、大規模な地震、次々にやって来る台風など天災に見舞われ、
日常生活もままならない状況に追い込まれている人達がたくさんいます。
不本意にも当たり前のことが当たり前でなくなった時、
どうやって立ち直っていけるのか...倉敷市真備町の集中豪雨で、
家を失い家族を失い辛い経験をした子ども達が
自宅のピアノがなくなったにも関わらず
「こんな時だからこそピアノが弾きたい!」と、
レッスンを早い時期に再開されたと聞きました。
どれだけピアノが子ども達の心の支えになっているのか知る出来事でした。
時間は取り戻すことは出来ませんが、今この瞬間ピアノのステージに立って
ピアノを弾いている自分がこれからの人生一人一人の支えになると確信しています。
弾き終わった後の笑顔は最高に輝いています。
これからもずっとピアノと一緒に歩んで頂けたら...
そしてそういう機会となるステップを活用して頂けたら幸いです。
2018年10月21日(日)
大分YUMEステーション 渡辺菜穂美
(当日のプログラムより)