【実施レポ】2016年度 コンペ課題曲企画 課題曲セミナー(菅野 潤先生、庄司 美知子先生)


受講者の皆さんも他にはなかなかない形の説明会でとても分かりやすく参考になったというお声を多数いただき良かったと思います。
写真: 吉田彩
去る10月11日(日)宮城学院女子大学音楽館ハンセンホールにて宮城支部企画「パイプオルガンに触れよう」が開催されました。
講師にオルガニストで同大学附属音楽教室講師の飯塚由美先生をおむかえし、レクチャーでオルガンの歴史や構造を学んだ後、先生の模範演奏があり、小学生からピアノ講師まで13名の方が試奏体験をしました。
J.S.バッハの作品を中心に普段ピアノで弾いている曲をオルガンで弾くとどうなるか、先生のアドバイスを受けながら体験していただきました。
ピアノとの奏法の違いはとても興味深いものでした。タッチの長短で重く・軽くを、強弱は鍵盤を変えて弾きわける、音を重ねていくことでクレッシェンドの効果をだす等、今後ピアノの学習や指導に生かされるポイントがたくさんありました。
聴講された先生方からも、普段の演奏にも活かしたいヒントが沢山あった、バッハコンクールの前に貴重な体験をしました等の感想が寄せられました。
来年もこの企画を行う予定です。
5月10日カワイミュージックショップ仙台にて庄司美知子先生による課題曲公開レッスンーが開催されました。A1級~C級までの課題曲を5人の生徒さんが受講されました。実際にコンペの審査員を務められているご経験から、会場のピアノにすぐに順応するコツやハンマーの動きを意識した音の出し方 などステージで役立つアドバイスが沢山聞けました。
1曲わずか15分程度という短い時間でしたが生徒さんたちの演奏が変わっていくのがわかり、自分の良いところ・これからの課 題が確認できた様子でした。庄司先生、有難うございました。
5月10日カワイミュージックショップ仙台にて庄司美知子先生による課題曲公開レッスンーが開催されました。
A1級~C級までの課題曲を5人の生徒さんが受講されました。
実際にコンペの審査員を務められているご経験から、会場のピアノにすぐに順応するコツやハンマーの動きを意識した音の出し方などステージで役立つアドバイスが沢山聞けました。
1曲わずか15分程度という短い時間でしたが生徒さんたちの演奏が変わっていくのがわかり、自分の良いところ・これからの課題が確認できた様子でした。
庄司先生、有難うございました。
アンケートでは、それぞれの生徒さんにあわせたアプローチが出来るよう心がけたい、短時間での的確なご指導は本当にすごい、「こう直さなければならない」ではなく「こうしたらもっと良くなる」と感じさせてもらえるレッスンでした、などのご意見をいただきました。
受講された生徒さん方からも、苦手な部分をわかりやすく教えていただいた、他の面からの指導がすごく勉強になった、アドバイスを日々の練習に生かしたい、とのお声をいただきました。
もうすぐコンペが始まります、庄司先生が講座の最後に仰った「ステージは人を育てる、コンクールは決して競い合うものではなくそこに向かう努力、姿勢が大事」というメッセージが大変印象に残りました。
宮城支部 相馬一美
宮城支部、2015課題曲セミナーレポート
3月5日カワイミュージックショップ仙台にて菅野潤先生による課題曲セミナーが開催されました。
C級~E級クラシック+連弾曲を取り上げ、演奏を交えてお話していただきました。
国内外で審査や講習会をされているご経験から、大切な事をポイントをしぼって解説していただきました。
クラシック期の特徴、歴史的な認識等、普段のレッスンでもすぐに役立つアドヴァイスを沢山うかがい知ることが出来て大変貴重な時間となりました。
菅野先生、有難うございました。
アンケートでは、連弾を取り上げたのが良かった、素晴らしい演奏も聴けて収穫の多いセミナーだった、などのご意見をいただきました。
また、5月10日には庄司美知子先生による課題曲公開レッスンが同センターにて開催されます。
審査員・アドバイザーとしてご活躍中の先生に直接ご指導していただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
宮城支部からの久しぶりの投稿です。
現在、支部の組織改編が進展中で、私、伊藤英三が、仮の代表を務めております。
所属会員に向け新年のご挨拶を申し上げた文面を、皆様にもご紹介したく、公開
させていただきます。→ご挨拶
今後、事務局の小原和郎氏より、支部便りを発行し、所属会員の皆様との交流を
促進してまいる所存です。
宮城支部へのさらなるお力添えを、よろしくお願い申し上げます。
2月19日、仙台バスティン研究会では、パップ晶子先生をお招きし、2007年度仙台バスティン研究会4回シリーズの最終回「バルトーク"子どものために1"とハンガリー民謡の豊かな世界」の講座を開催いたしました。当日のお写真と、ご提出いただきましたレポートの中から一部を抜粋いたしまして、皆さんのお声をご報告いたします。
●今まで表現が難しいところから、とっつきにくいと思っていたけれど、今日の講座の中でその考え方がすっかり変わりました。自分自身もほとんど弾いたことなく今まで来たので、自分も、生徒にも弾かせてみたいと思えるようになりました。とても楽しく勉強できました。
●バルトークの作品は、自分自身が勉強不足ということもあり、あまり積極的にレッスンに取り入れてきませんでした。しかし、今日の講座によってバルトークの作品は、日本の同様や俳句のように、子ども達にとって大変親しみやすく、受け入れやすいことが分かりました。同時にテクニックや表現力も求められ、子ども達に確実に力になって備わっていくことと思います。私自身も早速勉強したいと思いました。
●今までの暗い難解なイメージが変わって前向きに取り組む意欲に繋がった。
●人生を感じさせる曲が多くあることを思わされた。"子どものために"ではあるが、大人の生徒さんにも弾かせたい曲が多くあるように思って、嬉しくなりました。
2007年11月5日(月)サンリツ楽器仙台本店2Fにおいて、國谷尊之先生の「ショパンの即興曲とワルツ」の講座が開催されました。
仙台バスティン研究会主催の國谷先生の講座は、今回で11回目となりました。毎回毎回、それぞれの内容に沿ってとても丁寧で分かり易く、尚且つユーモア溢れるお話で、非常に重要なことをお教えいただける講座です。同時に例としてくださる演奏に酔いしれる時間でもあります。
今回は、ショパンの入り口としての即興曲とワルツの作曲年代、出版事情からの概観、そして演奏の4つのポイント ①ルバート②フレーズ③拍子感④ペダリング について実例をたくさん交え詳しく、お話くださいました。
和声進行を常に感じ取り、それを敏感に演奏に反映させる。大きな構造を見通して全体を捕らえることの重要さは、東洋の音楽にはあまりないが、ショパンのような音楽には欠くことができない。
「レッスンの現場で、『王より飛車をかわいがり』ということが起きないように」というお話には、耳の痛い思いでした。
これで、國谷先生の講座は一区切りとなりましたが、幸い来年6月に、仙台での2回目の「トークコンサート」をしていただけることになり、受講者一同、その日を楽しみに散会となりました。