梅雨空の下、二日間にわたり碧南市芸術文化ホールにて[碧南夏季ステップ]が開催されました。
このホールは通称エメラルドホールといい、碧南市が誇る人気の高いホールです。写真の通りフルコンサートピアノ4台(スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハ、カワイ)が常設されており、なんと!!好きなピアノを選ぶことができるのです。ちなみに今回のステップでもスタインウェイを使用しました。ピアノはもちろんのことホールの音響設計も素晴らしいため、このホールで演奏することを楽しみに当ステーションのステップに参加される方もたくさんいらっしゃいます。
今回は、導入や基礎ステップでの初参加のお子さんも多かったのでスムーズに進行できるのかと心配でしたが、事前に入念な打ち合わせ会をしたことで大きなトラブルもなく総勢188組の演奏を無事に終えることができました。
張り詰めた雰囲気の中でのステージではコチコチに緊張し一時的にフリーズ(?)してしまう子もいましたが、アドバイザーの先生方の前で演奏できたことは大きな自信につながったと思います。発表会とコンクールの中間のようなステップのステージは、ピアノを始めたばかりの小さいお子さんにとっても、改めてよい機会だなぁ~と感じました。
また今回は、今年の1曲にちなんで『ふるさと』の演奏者も大募集しましたので、19組の方々が思い思いの『ふるさと』を演奏されました。ほのぼのとしたメロディーが流れる度に、会場が温かい空気に包まれました。 コンペのリハーサルとして参加された部では白熱した演奏が続き、講評では先生方が厳しくも的確なアドバイスを熱心に話してくださいました。拍子感、和声感、4期の時代の違いなどはもちろんのこと「時々はピアノから離れて、楽譜を眺めながらイメージを作りましょう。」「上手く弾こう!と思うと力が入ってしまうので、自分の音、自分の演奏を好きになって楽しんで弾きましょう。」と話してくださったことが特に印象に残りました。親子して煮詰まりすぎてしまうこの時期に少し肩の力が抜けて、また新鮮な気持ちで練習に取り組めることと思います。
安部 美穂先生のトークコンサート
♪ 今年の1曲『ふるさと』弾き比べ、聴き比べ ♪ タイトルつけるならこんな感じ?
何となくざわついていた会場も、安倍先生編曲の"忍玉乱太郎"の『100%勇気』の愉快な演奏が始まると子ども達がピアノに釘付けに!!その後、課題曲となっている『ふるさと』の演奏となりましたが、お話とともに先生がつけられたタイトルがとってもおしゃれでしたので、来場された皆さんも具体的にイメージしやすく楽しんでいただけたようでした。
田舎ののどかな風景、子供の頃に飽きもせず、ずーっと揺らし続けたブランコ、故郷に対する熱い思い、美しい夜空etc...。田代ユリ編曲(発展3)の作品では、ボサノヴァのリズムが田舎に向かう電車の揺れに感じられ、幼なじみの顔が浮かんできたり田舎が近づくにつれ久しぶりの再会に心ときめいたり...。 一方、都会が「故郷」という方もいらっしゃると思います。鈴木奈美編曲(応用6)の作品では、おしゃれな和音やスウィングのノリやアドリブなどが洗練された都会の雰囲気を感じさせ、こんな『ふるさと』もあるんだな!と新鮮な気持ちになりました。
先生ご自身編曲の『ふるさとミニ変奏曲』では、どんどん『ふるさと』の世界が広がって、心がほぐれウキウキ、ワクワクしてきました。
最後は声楽家でもあるアドバイザーの丸山京子先生が、ステージに上がって美しいお声でリードしてくださり、『ふるさと』の大合唱となりました。ステキな『ふるさと』をいっぱい聴かせていただいた後で歌詞と現代語訳を照らし合わせながら歌ったことで、身も心もリラックスし癒されましたとの感想がたくさん寄せられました。
安部先生、そして丸山先生、心温まるトークコンサートをありがとうございました。
このホールは通称エメラルドホールといい、碧南市が誇る人気の高いホールです。写真の通りフルコンサートピアノ4台(スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハ、カワイ)が常設されており、なんと!!好きなピアノを選ぶことができるのです。ちなみに今回のステップでもスタインウェイを使用しました。ピアノはもちろんのことホールの音響設計も素晴らしいため、このホールで演奏することを楽しみに当ステーションのステップに参加される方もたくさんいらっしゃいます。
今回は、導入や基礎ステップでの初参加のお子さんも多かったのでスムーズに進行できるのかと心配でしたが、事前に入念な打ち合わせ会をしたことで大きなトラブルもなく総勢188組の演奏を無事に終えることができました。
張り詰めた雰囲気の中でのステージではコチコチに緊張し一時的にフリーズ(?)してしまう子もいましたが、アドバイザーの先生方の前で演奏できたことは大きな自信につながったと思います。発表会とコンクールの中間のようなステップのステージは、ピアノを始めたばかりの小さいお子さんにとっても、改めてよい機会だなぁ~と感じました。
また今回は、今年の1曲にちなんで『ふるさと』の演奏者も大募集しましたので、19組の方々が思い思いの『ふるさと』を演奏されました。ほのぼのとしたメロディーが流れる度に、会場が温かい空気に包まれました。 コンペのリハーサルとして参加された部では白熱した演奏が続き、講評では先生方が厳しくも的確なアドバイスを熱心に話してくださいました。拍子感、和声感、4期の時代の違いなどはもちろんのこと「時々はピアノから離れて、楽譜を眺めながらイメージを作りましょう。」「上手く弾こう!と思うと力が入ってしまうので、自分の音、自分の演奏を好きになって楽しんで弾きましょう。」と話してくださったことが特に印象に残りました。親子して煮詰まりすぎてしまうこの時期に少し肩の力が抜けて、また新鮮な気持ちで練習に取り組めることと思います。
安部 美穂先生のトークコンサート
♪ 今年の1曲『ふるさと』弾き比べ、聴き比べ ♪ タイトルつけるならこんな感じ?
何となくざわついていた会場も、安倍先生編曲の"忍玉乱太郎"の『100%勇気』の愉快な演奏が始まると子ども達がピアノに釘付けに!!その後、課題曲となっている『ふるさと』の演奏となりましたが、お話とともに先生がつけられたタイトルがとってもおしゃれでしたので、来場された皆さんも具体的にイメージしやすく楽しんでいただけたようでした。
田舎ののどかな風景、子供の頃に飽きもせず、ずーっと揺らし続けたブランコ、故郷に対する熱い思い、美しい夜空etc...。田代ユリ編曲(発展3)の作品では、ボサノヴァのリズムが田舎に向かう電車の揺れに感じられ、幼なじみの顔が浮かんできたり田舎が近づくにつれ久しぶりの再会に心ときめいたり...。 一方、都会が「故郷」という方もいらっしゃると思います。鈴木奈美編曲(応用6)の作品では、おしゃれな和音やスウィングのノリやアドリブなどが洗練された都会の雰囲気を感じさせ、こんな『ふるさと』もあるんだな!と新鮮な気持ちになりました。
先生ご自身編曲の『ふるさとミニ変奏曲』では、どんどん『ふるさと』の世界が広がって、心がほぐれウキウキ、ワクワクしてきました。
最後は声楽家でもあるアドバイザーの丸山京子先生が、ステージに上がって美しいお声でリードしてくださり、『ふるさと』の大合唱となりました。ステキな『ふるさと』をいっぱい聴かせていただいた後で歌詞と現代語訳を照らし合わせながら歌ったことで、身も心もリラックスし癒されましたとの感想がたくさん寄せられました。
安部先生、そして丸山先生、心温まるトークコンサートをありがとうございました。