2010年9月13日(月) ウイングス京都にて、参加者8名と運営委員12名のもと、座談会が行われました。
★ 島崎清京都支部長のご挨拶
座談会の意義
「先生方に一人でも多くピティナの会員になっていただき、ピアノを学ぶ
者同士、いろいろ情報交換をしながら勉強を高めていって欲しい。
ピアノ人口の裾野を広げ、また質も高めて欲しい。『人を見て法を説け』
ということわざを引用して、自分の主観だけでおしえてはいけない、
相手を見て(合わせて)教えなさい」という貴重な言葉を頂きました。
★ 自己紹介
★ 各ステーションの紹介
★ 座談会・・・どのような教材を使っているか
ほとんどの先生がバスティン研究会で勉強されているので、まず
バスティン。他はバーナム、ハノン、ツェルニー、ブルグミュラー、
時代別になっている曲集、ピアノランド、バイエル、ピアノドリーム、
オルガンピアノの本、と様々でした。
出席者共通の悩みは導入期に与えるピアノの本のようです。
みなさん大変気を遣われたり、悩んだりしながら試行錯誤してされて
いるようです。ピアノの先生のお子さんを預かるというケースも多く、
プレッシャーを感じ教材には気を遣うようです。
島崎清先生、古川由美先生から、ツェルニー30、40、50番はテクニックを
磨くためにも避けて通れない、また完璧を求めず、生徒に合ったやり方、
ペースで押したり引いたりしながら、あまり時間をかけずに薦めていける
ようにアドヴァイスをいただきました。テンポ感について、人によって
感じ方が違い、速すぎるほど速く弾いて、やっと速いと感じたり、遅いも
しかり・・・表示してあるテンポを鵜呑みにせず、幅を持たせて奏者に
合った気持ちのよいテンポを選ぶようにご指導いただきました。
★ 京都支部での主な行事や作業内容
【参加者の感想】
指導者として先輩にあたる先生方と交流でき、今後どのようにレッスンを
行っていったらよいかなど参考になるお話をたくさん聞けました。
参加して本当によかったです。
【後記】
生徒の数だけ、教え方の数もあるなあとひしひしと感じました。悩みは
尽きませんが、同じ悩みを持つ者同士集まって意見を交えただけでも
意味のあるいい座談会になったのではないでしょうか。(Rep.眞野恵以子)