開催10年目を迎え、盛り沢山のステップとなりました。
まずは、チェロの谷口賢記先生とピアノとのアンサンブル。
参加した6名は、それぞれが前日に先生のアドバイスを受けながらリハーサルを行い、
当日のステージではチェロとピアノの音色が見事に溶け合って、
聴く人をうっとりさせました。
そして、トークコンサートでは谷口先生のチェロの音色を存分に味わえました。
エルガー「愛の挨拶」、ホッパー「ハンガリー狂詩曲」を西川潤子先生のピアノと共に
すぐそばで聴けたのは幸せな体験です。チェロの音色をすぐ近くで聞いた人も多かった
のではないでしょうか。
また、Q&Aコーナーでは、参加者からあらかじめ募っていた質問に、平田博通先生を
はじめとする3名の先生方が、わかりやすく丁寧に答えて下さいました。
参加者はもちろん、保護者にも指導者にも大変役にたったと思います。
ステージに立った皆さんは、この日のために練習を重ね、披露することによって
一層ピアノが好きになった事でしょう。ソロ以外でも、弾き語り、フルートやマリンバ
とのアンサンブルなど、多彩な形態を楽しめました。
先生方からのコメントも、心がこもっていて、且つ的確で、もっと練習したいと勇気が
沸いてきます。
最後に、開催10年目で嬉しいことが2つありました。
ひとつは、当地でのステップでの継続10年の人を表彰できたこと。
もうひとつは、ご当地シールを発行して、パスポートに彩を添えたこと。
燧灘(ひうちなだ)と銭形(ぜにがた)は、シールにしてもやはり美しいです。
合格シールは青空バージョン。参加シールは夕日バージョン。
20年30年に向けて、それぞれがピアノと共に人生を楽しめることを願ってやみません。