
コンサートは「ピアノの取り扱い説明書」というユニークなタイトルから始まりました。
「まずはピアノの蓋を開けて使います」というところからどんどん話が進み、鍵盤の数、蓋に書かれているメーカーの名前、弦の数、張り方などをお話くださいました。いつも見ているピアノですが、子どもたちにとっては、改めて「そうなんだ!」と再発見がたくさんあったようです。
「エリーゼのために」「剣の舞」「校歌」は全クラスで、そしてクラスによって「トロイメライ」「アヴェマリア」「雨だれ」「革命」「英雄ポロネーズ」「トルコ行進曲」「幻想即興曲」をそれぞれの流れに合わせて弾いてくださいました。
あるクラスでは、「もうそろそろ休み時間だから」とおっしゃる担任の先生に、「今日は、休み時間なんかいらんわ」という男子生徒も(笑)
また、別のクラスでは「これはショパンの曲です」という赤松先生に「ルパンは知ってるけどショパンは知らんわ」との声。すると赤松先生は即座に「ルパン3世」を弾かれました。「これも弾けるんや。ルパンもショパンもいいなあ。」音楽室は大笑いです。
ビックリの顔、うっとりの顔、笑い声ありで音楽室が音のおもちゃ箱と化し、盛り沢山のコンサートになりました。
前日のステップに学校クラスコンサートにと、エネルギッシュに演奏いただきました赤松先生とご寄付いただきました皆様に深く感謝申し上げます。
※今回の学校クラスコンサートは、「ピティナCrossGiving」学校クラスコンサートスタートアッププロジェクトに寄せられた下記の皆様からの寄付金により実施いたしました(五十音順・敬称略)。
沖野恵子、田村晃子、村上紀子、弓削田優子、匿名希望1名