あいさつ文
既存の曲にオーケストラの伴奏をつけて。。。という発想は、生徒のレッ
スン時、即興でピアノ伴奏をつけてあげると、イメージ/テンポなどを
思った以上に感じることが出来るようになったことが原点です。
室内楽/管弦楽等、ピアノを通じて音楽を学ぶ子らにはなじみが薄く、
体験すること自体簡単な譜もなく散財も含め、難しい現実でした。
既存の易しい曲・学んでいる曲に対し編曲し、さらに理解あるオーケストラ
の方たちに恵まれない限り、可能なことではありません。賛同してくださる
指導者の皆様・急ピッチで進められた編曲を担当してくださった作曲家の
皆様・このたびのオーケストラの皆様に、ここに紙面をお借りし御礼申し
上げます。
10・20・30年後、芸術を鑑賞するほんのきっかけになってくれることを
祈りつつ、継続できたらと思う所存です。
掛川アンサンブルステーション 大場多恵子
(当日のプログラムより)