去る6月15日いわき市 いわき芸術文化交流館ALIOSにおいて、ピティナピアノステップいわき地区大会が無事終了しました。
当日は新しくなったホール、これも新しいスタンウェイのコンサートグランドピアノ使用という好環境の下、和やかな中にも程よい緊張感を持って会は進みました。
連続出場の生徒さんも多く、その成長ぶりにはステップの理念の一つである「生涯教育」が見事に体現されているように見受けられ心から感動しました。
アドバイザーの瀧塚順子先生、小久保素子先生、黒川浩先生からも
「これだけ全員のリズムがしっかりしているステップも珍しい。」「男の子が多く活気に満ちている」
「皆さんの一生懸命さがダイレクトに伝わってきた」等などうれしいお言葉をいただきました。
小久保先生、黒川先生にはワンポイントレッスンでご指導いただき、
「バランス、調性、楽譜をおろそかにしない事」「曲の背景、作曲家の生涯にも目を向けること」
「からだの効果的な使い方」等など私たち指導者が忘れてはならない数々の大切なことを再確認することが出来ました。
黒川先生のトークアンドコンサートでは、ソフトでユーモアに満ちたお話を交えながら
ブルグミュラー25の練習曲より10曲、モーッァルトのソナタK545一楽章、ラヴェルのプレリュードが演奏されました。
先生の演奏で格段の輝きを増したブルグミュラー、常にストーリーを思い浮かべて演奏されるというモーッァルト、古典に傾きがちな年少のピアノ学習者のために特に選曲して下さったというラヴェル、そしてアンコールのシベリウスの「樅ノ木」。
会場の皆さんは、心で体で演奏を楽しみ音楽に身をゆだねる喜びを感じているようでした。
少ない準備期間でしたが力を合わせて乗り切ったいわきステップ。今回から新しい2名のスタッフも迎えますます楽しくなりそうです。
7月3日には待望の(?)打ち上げもあります。
ご興味のあるピアノ指導者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。