2011年11月14日
今治連絡所では初めての試みとして、新居浜市において学校クラスコンサートを開催しました。
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2011年11月14日(月) 新居浜市立泉川小学校 音楽室にて
ピアノ:秋月 慶子
フルート:木藤 麻衣子
ヴァイオリン:原瀬 万梨子
*プログラム*
《ピアノ・フルート・ヴァイオリンによるアンサンブルコンサート》
・ディズニー・エレクトリカルパレードのテーマ/バロック ホーダウン
・大島ミチル/風笛
・ショパン/12の練習曲 op.10-5「黒鍵」
・エルガー/愛のあいさつ
・葉加瀬太郎/情熱大陸
・日本の四季メドレー <「ふるさと」「花」「夏の思い出」「赤とんぼ」「雪」>
・バルトーク:ルーマニア民族舞曲
《共演しよう!》
・吉岡ひとみ/二分の一成人式
今回の泉川小学校では、4年生2クラス約80人を対象に開催しました。
演奏は、母校・泉川小学校出身で、現在新居浜市を拠点に演奏活動や後進の育成にあたっている秋月慶子さん(ピアノ・今治連絡所所属会員)を中心に、同じ若手演奏家として松山市を拠点に活動している木藤麻衣子さん(フルート)、同じく原瀬万梨子さん(ヴァイオリン)の3人で行われました。
(左より、原瀬万梨子さん、秋月慶子さん、木藤麻衣子さん)
それぞれの楽器紹介では、ピアノの秋月さんはショパンの「黒鍵」を披露。
指の動きの速さに児童たちは目を真ん丸にして聴いていました。
フルートの木藤さんは、フルートを分解して楽器の構造や音の出し方などを説明。
「愛のあいさつ」を演奏し、その美しい音色に聴き惚れていました。
ヴァイオリンの原瀬さんはテレビでおなじみの「情熱大陸」を演奏。
情熱的でエネルギッシュな演奏にとっても盛り上がりました。
3人のアンサンブルでは、ディズニーのパレード曲や、メロディーがとてもきれいな「風笛」、私たちになじみのある日本の四季メドレー、バルトークの「ルーマニア民族舞曲」を演奏。
特にバルトークの曲では、本格的なクラシック曲とあって、ヴァイオリンのピッチカートやフラジオなどの奏法に耳を傾け、3人の熱い演奏に熱心に聴き入っていました。
最後は、演奏者3人と児童たちによる合唱曲「二分の一成人式」の共演です。
その前に、合唱曲を楽器で演奏するとどんなかんじになるのかな?とプレ演奏としてピアノ&フルート&ヴァイオリンで演奏してもらいました。
「合唱曲に交じってなんの曲が聞こえてくるかな?」とクイズもあり、児童たちも興味津々!
正解は「もみじ」「大きな古時計」「カノン」。
合唱曲のメロディーが耳馴染みの曲に変身していく様子は、新しい発見でもあり、とても新鮮で面白かったです。
プレ演奏の後はいよいよ子供たちとの共演!
みんなとても大きな声でのびのびと歌ってくれました。
普段はピアノ伴奏によるものですが、フルートとヴァイオリンも加わりみんなで一体となって一つの曲を演奏することで、音楽室は喜びと感動に包まれました。
3人の演奏は、きっと小学生のみんなの心に響いたことでしょう。
今治連絡所では、これからも東予地区の音楽・文化発展のために、学校クラスコンサートを継続して開催していきたいと思っています。