梅雨空から久しぶりに解放された快晴の日に、7月のバスティン研究会が行われました。
今回も新入会員の方がいらっしゃいました。何と遠く群馬県からのご参加です。会員の方々は住んでいる所も年齢もバックグランドもさまざまでお互いに刺激があります。
本日はまず来年2月にある「バスティンフォーラム」での教材・教具での参加のため、皆さんからアイディアを出していただきました。アイディアが次から次へと出て、フォーラムへの参加が楽しみです。さて、どんなものができるかどうぞご期待ください!
次に根津栄子先生に『バスティン ベーシックシリーズ レベル1』の指導法3回目をしていただきました。『テクニック』『ピアノ』の続き、今回は『パフォーマンス』の指導法でした。楽しい絵があるバスティンの教材は夢があり、いろいろなタッチ、フレーズ感、歌う心、ペダルなどたくさんのことが学べ、そして達成感もあります。生徒さん達はこの教材が大好きで進歩も著しいとのこと。
『パフォーマンス』は『ピアノ』や『テクニック』より曲が少し長くなり、より曲らしくなっていて、生徒さんにとってもやりがいがあります。
栄子先生の説明のことばはとてもわかりやすく、一度聞いたらすぐ頭に入ってしまいます。お手製のグッズを始め必要なグッズはピアノのそばに置いてあり、それがまた絶妙なタイミングで使われます。12キロ用のはかり、三角形積み木、揃った真珠とでこぼこの硬い芯に通した真珠、ボール、磁石などまだまだあります。
そして何より素晴らしかったのは、口での説明だけではなく、栄子先生の演奏が美しく、素晴らしいことです!的確な説明と共に先生が生徒さんを感動させるような演奏ができること、本当に大切だと思いました。栄子先生は基礎的なテクニックと音楽的な心をバランスよく育てていらっしゃると改めて感じました。
まだまだ詳しく伺いたいことがありましたが、残念ながら時間が来てしまいました。これからも栄子先生の目から鱗のバスティンの指導法が続きますので、大変楽しみです。次回はレベル2に進む予定です。栄子先生、本日もありがとうございました。
文責:M.裕子