5月12日(金)10:30〜12:30
藤原亜津子先生による待望のセミナーが開催されました。
前回同様、ピアノシティ船橋で行われたセミナーは満席の盛況。否応なしに期待が高
まります。
シックな黒のお洋服に目をきらきらされた亜津子先生のお話が始まると、自然に胸元
の色とりどりの布製のネックレスに目が惹きつけられます。「あ、これ?これは
ね・・」とネックレスを外されたとたん布がバラバラに!カラフルな音符の形になっ
たのでした。
そう、バスティンメソードは様々な調性を導入期から学び、その色彩感を大事にして
いることが特徴ですがこれから全調マスターに向け導いていくツールの一つとして身
につけられていたのでした。綺麗!でもなんて面白いのでしょう。
そんな先生の導入期での指導ポイントとしては
◎ 基礎作り けんばんへの理解とゆびの運動 (玉ひもにワイプオフ、鍵盤プラ
カードを使用)
リズム打ち(りんごの絵がかわいいカード使用)
なんといっても先生考案のユニークなグッズが次から次へと出てきてあちこちからわ
あっと声が上がりました。
実は私も数年前にまとめ買いをしたグッズを持っており・・・しかしながら先生の講
座は今回が初めてだったためにグッズはよくわからないまま「自己流」で使っていた
のでした。「なんか違う!」と焦りながら苦笑した時間でした。
多くの優秀な生徒さんを育てられている先生でしたが一貫して「生徒に育てられた」
とおっしゃる姿が印象的でした。
決して生徒を追い詰めず、心を育て共感し、感性豊かに育った生徒さんはいつまでも
亜津子先生を慕うのでしょう。
会場は熱気に包まれていましたが心は明るく軽く、とても大切なものを頂いた気持ち
で会場を後にしました。 文責 T.めぐみ