4月4日愛知県から長谷川淳先生をお招きして、ショパン講座シリーズ第2回を開催いたしました。
昨年の震災で開催が危ぶまれましたが、こうしてたくさんの皆様に長谷川先生の素晴らしい講座を聴いていただけたことは、何よりの喜びです。
2008年秋にベートーヴェン講座シリーズ第1回を始めてから、今回で長谷川先生の講座は4回目となります。
今までの経験や反省を元に、公開レッスンではプロジェクターとスクリーンを使用したので、客席のどの場所からもよくわかり、小学低学年の子供たちにも楽しく理解してもらえたようです。
ただホールスタッフさんから『プロジェクター&スクリーンと反響板はセットに時間を要するため同時に使えません!!』といわれてしまいましたが、どうしてもあきらめ切れず、どうにか両方を実現させるべく当日直前まで打ち合わせを重ねました。講座内容も公開レッスンも1秒のロスも許されなかったので内心どうなる事か心配で、常に時計と、ストップウォッチとにらめっこ状態でしたがなんとか時間内に終了できほっとしました。
さて前置きが長くなりましたが、始まってみるといつものように穏やかで落ち着いた有海先生の司会から始まり、第1部講座の素晴らしい内容(超早口でいらっしゃるので)を一言も聞き漏らすまい!と皆さん資料や楽譜に必死でメモを取ります。小学生たちも楽しそうに聴いています。
この時驚いた事は、長谷川先生がご自分でご用意された資料をいっさいご覧にならず、お話しされた事です。つまりすべてが頭に入っていらっしゃるのです。先生の頭の中はいったいどうなっているのでしょうか。。。。超人的な頭脳、ピアノへの深い思い、脱帽です!!
2部の公開レッスでは的確な指示で一瞬にして、その演奏を変えてしまう見事さ!
『へたくそやね!!!』と言われてもそれがレッスン生にも周りにも嫌みに聞こえない不思議さ、あたたかさ。。。。などなど長谷川先生の魅力は書ききれません。
レッスン後、受講生一人一人の笑顔が、この日に得たご指導内容を今後の演奏や練習に確実に活かせる事を物語っていました。
講座の最後には長谷川先生の愛弟子佐藤元洋さんにショパンソナタ第3番を演奏いただきました。若さあふれる演奏は情熱的で時に優しく美しく悲しく、、、、会場は感動の渦となりました。アンコールも聴きたい勢いでしたが、なんとも時間切れでした。佐藤元洋さんのますますのご活躍を期待しています!
以下に当日の様子を写真でご紹介します。
なお当日のアンケートは次のブログでご紹介しますのでお楽しみに。
受付
会場
今後のレッスンや勉強に大いに役立てたい長谷川先生の20ページにも及ぶ資料です。
子供アンケート!今回の最年少参加者は小学2年生でしたので漢字にルビを付けました。!
素晴らしい司会の有海由紀子先生
第1部(ショパンの晩年と作品解説&演奏)
公開レッスン
ゲスト演奏佐藤元洋さん(芸大1年生)
お二人に花束贈呈
公開レッスン出演の皆様
長谷川先生・公開レッスン生とご指導の先生方
最後は長谷川先生と佐藤元洋さんを囲んでミニパーティー
左奥から永瀬まゆみ先生、長谷川淳先生、添田みつえ先生、安倍美穂先生、田浦直美先生、手前は仙台からお越しくださった大井和郎先生
ご協力いただいた船橋支部伊藤楽器田口さん、千葉支部由良先生ありがとうございました!
市川フレンドステーション一同感謝の気持ちでいっぱいです。