藤原亜津子先生 レスナーのためのグループレッスンの開催記録』
2月10日(金曜日) パピオプラザ にて ・・・
受付をすませると、それぞれグループ分けされた指定席へ。
部屋の中央には、テーブル、そしてそのまわりに4脚のいす。それぞれのうしろにも4脚のいす。
「今日は、グループの中で、ペアを作って、生徒さんとお母さんになっていただきます。」
こうして、始まった、亜津子流グループレッスンの極意・・伝授・・!?
仮の親子ながら、それぞれに個性も、設定年齢も発言も得意・不得意もさまざま。
いろいろな反応に、あるいは親子の会話にまるで「コント」でも見ているように、まわりからは思わず、笑いがもれる・・。
講座では、まずグループレッスンのメリットについて、(生徒の立場・先生の立場から)語られ
保護者に対しては「他人との競争ではなく、お子さんの変化を楽しみましょう」という提案から。
レッスン・ダイアリーの活用、そして実際のグループレッスンのいろいろ。
藤原先生の「グループを解体するときをイメージしながら、レッスンを進める。」というお言葉に、
こどもたちの音楽における自立をめざすためにグループレッスンをとりいれている、
ということの意味を改めて考えさせられました。
パーティAからDまでのレッスンでの骨格となる部分をまとめて話していただき、また、目の前でグループレッスンの実際を見ながら、(たくさんの教材やグッズを使いながら)あっというまの4時間でした。
「読めて、弾ける・表現できる。」「考えて、感じて、弾ける」こどもを目指して、また、今年も3月から始まるパーティシリーズがいっそう楽しみに思えてきました。
参加の先生方 ありがとうございました。記録:石川 貴美