麗しい2ショットです。
遅くなりましたが・・・ようやくのご報告です。
5月19日(日)14時から、銀座王子ホールにて行われた、梅原圭さんのリサイタルに行ってきました。
毎回意欲的なプログラムで聴く者に豊かな衝撃を与える梅原さん。
今回はスカルラッティのチェンンバロのための2つのソナタ、シューベルト・ソナタ第17番、フォーレ・バラード作品19、ブラームス・ソナタ第2番のプログラム。
一つ一つに作品の隅々に鮮やかできめ細かい愛情が溢れ、全体的に瑞々しい若さのほとばしる印象の演奏でした。
毎回思うのですが、いかに暮らし、何を感じて自分と向き合っているか・・・ジャンルを越えて、全ての芸術家がもっているスタンスを、梅原さんの演奏から感じることができるので、筆者などは、自戒のよい機会となっています。
ご本人は、その華麗な経歴からは想像できないくらい、親しみやすい方・・
気難しいところや、きどったところのない、柔らかいお人柄です。
ピアノ学習者の皆様、そして指導者の方々に是非聴いていただきたい演奏家の一人です。
写真は、矢野事務局長と梅原さん。写真撮影にも気軽に応じてくださいました。
(文・夏といえば、渓谷での川遊び&俗世を離れてしばし無言の修行もいいですよね・・ピアノ弾きはついストイックになりがちな生き物のようです。・・広報担当・久次米でした。)