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赤松林太郎徹底講座シリーズ★バッハ平均律第6回目★

2017年9/12(火)10:00-12:00★第7回目平均律講座(第Ⅰ巻Ⅵ~)★
福岡太宰府カワイショップ  ルーチェにて開講致します!
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⬇⬇⬇第6回目6/20平均律第Ⅰ巻5番の内容をレポート致します(^-^)⬇⬇⬇
第5番のプレリュードは、ピアノを習いはじめた9歳の息子(ヴィルヘルム  フリーデマン)の教育のためにバッハが書いた作品です。技巧的ではなく小さな会話のように2度音程の3つの音で上下し、2つの違う表情で表現する曲です。
バッハの研究者であったブゾーニは(彼の版はロマン派っぽいアーテュキレーション)弟子たちにこの5番プレリュードを、ショパンエチュードOp.25-2→ショパン「葬送」Op.35のフィナーレの練習に使っていたのではないだろうか。。。音楽教育にかかせないバッハの作品の奥深さと音楽の歴史を魅力あるトークで楽しくレクチャーして下さるので、難しい平均律をとても楽しく学ぶことができます。(*´∇`)
フーガの予告となるプレリュードは、フーガの情報がたくさんつまっています。バッハ作品の「なぜ?」を、ピアニストである赤松先生ならでは演奏事例をたくさん弾いてくださるので、参考書ではわかりにくい内容も美しい音とともに紐とかれていきます。

バッハ自身も何度も楽譜をかきなおしていることや、版によって装飾が違っていることなど、演奏の解釈はたくさんあります。それぞれの楽譜(版)にそれぞれの想いがあるためバッハを演奏するにあたり、一度決めたパターンを最後まで一貫して弾くことが大事です。やってはならないタブー!を知っておく必要があります。大事な要素として【拍感】メトロノームのない時代の基本のテンポ設定。【調声感】平均律において24作品全てそれぞれ異なる調を探求。【トリル】装飾的、保続的、旋律的があることを覚えておくと演奏の手助けになります。

♪第5番プレリュードのポイント⬇⬇

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