新春月例会♪ ~6手連弾の楽しみ~
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月9日(水)、藤沢ヤマハ南口センターにて「連弾曲研究会vol.3」を行いました。
今回は ~6手連弾の楽しみ~ と題し、ギロック、中村佐和子作曲の作品を参加者15名の先生方でトリオを組み演奏しました。
★ギロック「小さなすずめ」
ワルツのリズムに乗って、小さなすずめのチュンチュンと可愛らしいさえずりが聞こえてきそうな曲です。
トリオ5組で同曲を順に演奏。
3組目に差し掛かったところで、待ってました!エレクトーンの登場です!
ここは、パリのシャンゼリゼ?という雰囲気で、メロディーの一音目D音にも「H,C,Cis」と装飾音がプラスされ、小粋なハミングのようなハーモニカのような・・・美味しいクロワッサンの薫りがしてきそうな街角に、帽子をかぶったおじさんがボタンいっぱいのアコーディオンを弾いているような・・・
気の利いたパン屋のご主人がフランスパンのパンくずを、道に撒いているのかもしれません。
あっという間に、ゆったりとしたおしゃれな街並みに変わり、イメージがどんどん膨らみます。
エレクトーンの豊富な他楽器の音色の数々に一同「なるほど~」とうっとり。
しかも、エレクトーン奏者でもあられる小林先生(もちろんピアノも素晴らしい~)もほぼ初見。はじめの2組の演奏を聴きながら、次々とイメージが湧いていらっしゃるご様子!
パパパっと手際よくエレクトーンの操作をなさり、即興でアレンジです!
★ギロック「オリエンタル・バザール」
先ほどの素敵なインスピレーションに一同刺激され、さあ、今度はどんな風に演奏しようかとトリオで相談。
ここは、オリエンタルな市場?色とりどりの食材、あやしい占い師?ターバン巻いた蛇つかいのおじさん登場させる?顔を半分覆った美女のエキゾチックな眼差し、美しい衣装をまとった美女の舞い??
お正月ボケの頭がどんどん冴えてきます。
そして再びエレクトーンとのアンサンブル。
「おお~」完全にアラビア風のステージの出来上がりです!
★中村佐和子「バトントゥワラー」
今度は、ガラリと作風が変わり、かわいい鼓笛隊のマーチのような曲。
残念ながら現在絶版のようですが、「バッハへの手紙」の≪ピアノで語る≫(春秋社)シリーズ、「かぶとむしがきょうだいで」の中にある6手連弾です。
リズムに乗って、くるくる回るバトントワリングをイメージして、楽隊のいろんな楽器の音が聴こえてきます。
たった14小節(4+4+4+2)の曲ですので、テンポを上げて演奏するとあっという間ですが、インパクトのある曲なので、一度聴いたら忘れない曲。
この曲もピアノで楽しんだ後に、エレクトーンで豪華に!
キーボードパーカッションが冴えわたり、とても盛り上がりました♪
連弾曲研究会も3回目となり、扱った曲を早速レッスンに取り入れてみたり、様々なアイディアをお持ちの先生方に刺激されながら、ピアノ指導に使える内容というお声をいただいております。
連弾曲から得た内容も、独奏曲にももちろん応用できます。
そして研究会では、指導する立場の我々が演奏するのですから、それなりに恰好がつきます。
これを、経験の浅い生徒さんたちに 「いかにどのように伝えるか」 が目下の課題であり、参加された先生方の頭の(気持ちの)中で、今後どのように実践していくか更に試行錯誤して、また実践結果の報告を披露していただければと思います♪
長くなってしまいましたが・・・今回は控えめに3曲×5トリオの演奏+αで1時間のお勉強。
そして今回は・・・お楽しみの「新年会ランチ」の会場である銀座アスター(藤沢賓館)へいざ直行!
後から駆け付けた2名の先生方と、いつもお世話になっているヤマハ横浜店の柏木さんに加わっていただき、美味しく楽しく新年のスタートとなりました!
湘南藤沢ステーション代表でおられる金子彩子先生のごあいさつからスタート♪
美味しい中国料理をいただきながら、皆様お一人ずつ研究会の感想やご意見、今後の抱負などを述べられ、和やかなお食事会となりました♪
また、金子先生自ら夜なべしてご用意くださった、ビンゴ大会&じゃんけん大会で、会場内は更に盛り上がり、お名残惜しい中、お開き~となりました。
ご都合で先にお帰りになった先生方が写っていなくて残念。。今度は始めに撮ります<(_ _)>。
最後になりましたが、幹事をしていただいた伊藤先生、いろいろのお手配ありがとうございました~♪
今年も、和気あいあいと皆様でアイディアを出し合って、ピアノ指導研究&ステップ、コンペなどなど、頑張って参りましょう♪
来月は、湘南フェリシテステーションのご担当です♪ どうぞよろしくお願いいたします(^o^)/。
湘南ピアチェーレST. 山口英里子