大嶺 未来先生セミナー(沖縄・2023/09/11開催)
2023年9月11日(月)に沖縄メディアアートセンター(oMacオーマック)スタジオにて大嶺 未来先生をお招きし、「もっと知ろうラフマニノフ《入門編》講座と演奏 おさえておきたい演奏と指導のポイント 」を開催いたしました。
大嶺先生はラフマニノフ作品をライフワークとされ、2013~2016年全曲演奏シリーズにてソロ曲奏破。講座では、ラフマニノフの生い立ちや彼に関わりのある人物に触れ、特徴を織り混ぜながら作品を紹介し、また培われたテクニックを基に、音の出し方・響かせ方・ペダリングの注意点等も作品を例に挙げお話しくださいました。

ラフマニノフの場合、作品の背景に関する資料が少なく弾く人が音楽からイメージを想像すべき、であったり、版によっては拍子の記載が異なっている事
・オクターブが届く中学生以上にお薦め
・有名曲で弾きやすい
・美しさを堪能
・高校生くらいで一度は経験してほしい!
との項目で曲を紹介してくださり、ラフマニノフの作品といえば、「どう生徒に教えていいか分からない」「弾きこなせるのは体力がある、手の大きい人など限られた人」といった印象を持たれる方も多いのではないかと思いますが、それらを払拭すべく、またF級課題曲にも取り上げられるなど、より多くの人に求められていってほしいという大嶺先生の熱い想いが込められた講座内容でした。
講座終了後には、前奏曲「鐘」とコレルリの主題による変奏曲を演奏してくださり、ラフマニノフ愛に溢れた演奏に会場全体が引き込まれていきました。
沖縄県出身の大嶺先生とあって、会場は終始和やかで温かな雰囲気に包まれ、あっという間の2時間でした。
大嶺未来先生、ありがとうございました。
Rep:ピティナ沖縄支部 照屋 愛


まずは、「今のピアノ教育の現状」・少子化 ・習い事の多様化 などがある中で、ピアノをやめていく子供達、何故、どうしてピアノのフタを閉めるのか?という悩みに、子供達の問題点に気付く、ピンポイントで原因を考える。ピアノを生涯続けていける子供達を育てるピアノ指導者、ピアノ教室を目指すお話としていくつかの体験談もお話いただきながら、子供達のピンポイントな問題点の改善方法を教材や資料を使いながら紐解いていきました。
後半には質疑応答の時間も設けられ、参加した先生方からのたくさんの質問に丁寧にお答えいただきました。コロナ禍での開催ということで人数を制限しての開催となったため、初のオンライン受講も取り入れました。
厚地先生のたくさんのご経験をユーモアを交えてお話いただき、大変楽しく勉強させていただくことができました。ありがとうございました。



2019年9月17日(火)に沖縄メディアアートセンター(oMacオーマック)スタジオにて
2019年5月25日(土)にベッテルハイムホールにて今野 早苗先生、菅生 晴美先生をお招きし、「2019年度 ピティナ・ピアノコンペティション 課題曲公開レッスン・コンサート」を開催いたしました。