2014年2月27日

久留米ステップ開催します

ごあいさつ

2005年3月からスタートした、久留米ステーション(木下楽器店)のピティナステップもおかげさまで今回で10回目を迎えることとなりました。
これまで支えて頂きました、たくさんの参加者・先生方に心より感謝申し上げます。

当店がピティナステップを始めたきっかけは、コンクールとは違い順位をつけることを目的とせず、全国から経験豊かな先生方にお越し頂いて、参加者の演奏を直接聴いて頂きアドバイスをもらう事で、日々のピアノ練習の励みにしてもらい、さらにピアノ音楽を楽しんでもらえるお手伝いができると思ったからです。
そして、これからもピアノが大好きな方が増えることを願っております。

尚、久留米ステーションでは、ステップをこれまで毎年3月初めに開催しておりましたが、次回は本年12月に実施し、その後も毎年12月に実施していく予定ですので、よろしくお願い致します。

久留米ステーション(木下楽器店) スタッフ一同

(当日のプログラムより)

⇒スケジュール・プログラムはこちら

2007年10月25日

楽しくピアノを弾くための年齢・個性に応じたレッスン方法

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 2007年3月5日(月)福岡県久留米市の木下楽器店L3ルームにて、渡辺康一郎先生の「楽しくピアノを弾くための年齢・個性に応じたレッスン法」についての講座が開催されました。 講座では実際に渡辺先生が教えている生徒さんの演奏のVTRを見ながらの解説で、各年齢に応じた課題の違いがとても分かりやすいものでした。 多くの先生方がそうであると思うのですが、「自分が習ってきたことを子供に伝える」のではなく、子供一人一人に応じたレッスンをしなければ個人レッスンの意味が無い、という先生のお話はとても興味深いお話でした。 その中でも特に講師と生徒の心理の違いについて、シャープ・フラット・手の形や間違いなど直したいと思っても子供はそういう事を言われるのが嫌なもので、講師は「注意したくてもしない勇気が必要」というお話は本当に目からうろこでした。 実際VTRの映像で見る生徒さんたちは物凄く間違っていて、普通なら曲にならずに止まってしまうであろう所をとても楽しそうに生き生きと弾き続けているものでした。また、一人の生徒さんのこなしている曲の数がとても多く、幼稚園のお子さんでも1回の弾き合いで5~6曲こなしていて、年齢が上がるにつれてそれがレパートリーとして増えていく喜びというものも語ってくださいました。 逆に、エチュード等を導入するのは中・高生以上になって曲の難易度にしたがって必要になった時に数曲取り入れるという感じで、それまではあくまで本人が楽しく毎日ピアノに触るという習慣の方が大切とのことでした。 今回の渡辺先生のお話をレッスンに導入するのにはまだまだ私自身研究が必要ですが、視野の広いお話が聞けた事で、自分が習ってきた道筋以外の方法もあることに気づき、より自由に発想の幅を広げた指導が出来るようになれればと思いました。

2007年10月20日

美しい音作ろのための打鍵法

3月6日(月)、久留米ステーション主催のセミナーが木下楽器店にて開催されました。講師は前日ステップにてアドバイザーとしていらした佐々木恵子先生。「美しい音作りのための打鍵法~基本的な脱力奏法について~」のセミナーには42名もの受講者が集まりました。

「音そのもので表現される芸術」である音楽において、一番重要なのは「音」作り。美しく感じられる音を作るためにはどうしたらいいか、をテーマにお話をいただきました。

美しい音を出すにはまずはすべての基本である「脱力」という感覚を身に着けることが大事、と佐々木恵子先生。コンニャク体操を始めとする様々な動きのほか、手の重さを感じさせるためにはかりに手を乗せる、という実践法も教えてくださいました。

脱力と共に重要である「指先の支え」という視点からは、実際に生徒の効果も出ているという、「関節補強のテーピング」をご紹介。指の支えが不十分な小さい生徒にも、テーピングをすることで指の形などを意識させることができるとのこと。そのほか、マムシ治しのテーピングが印象的でした。

帰ったらすぐにレッスン室で実践できるような具体的な指導法に、受講者も大変勉強になった、と収穫を得た一日でした。


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